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木村草太編 子どもの人権をまもるために

暑すぎ福島伊達。

代表渡邉が更新です。

気温は30度を突破し

じっとしてても暑いくらいの温度に。

こまめな水分補給が必要です。

昨日伊達市梁川町内で起こった

強盗致傷事件をうけて

本日も、早い下校、部活なしとなっています。

しばらくはこの方向なのでしょうね。

早く犯人がつかまることを望みます。

 

さて、今日は1冊の本をご紹介。

若手憲法学者の木村草太編

「子どもの人権をまもるために」です。

 

未成年の子どもを取り巻く人権問題を

様々な観点から人権問題をとらえ、

専門家の意見を取りまとめた本になっています。

 

大人であれば、

当然聞いたことがある問題ばかり。

でも、

いざ読み進めていると、

すでに知っている問題は

実は、知らない問題ばかりでした。

一例を挙げれば、

セクシャルマイノリティの人権問題がある。

それは大人でも、子どもでも、だ。

「誰かを好きになること」は

尊いことだ。

それが異性でも、同性でも。

「自分の性」を決めるのは何か。

先天的な生物学的性が”正しい”のか。

後天的な精神的性が”正しい”のか。

そもそもその”正しい”自体が正しいのか。

大人でも答えに窮する。

 

自分の性差、恋愛対象が、

たまたま違和感を感じず、

異性を恋愛対象としてきたとすれば、

そうでない人を理解するのは、

頭で思っている以上に難しい。

 

もし、塾生が

自分の性に苦しんでいたら。

同性が好きだと言われたら。

異性の服を着たいと言ってきたら。

どうしてあげられるだろう。

 

本当に、頭でわかっているように

LGBTを差別せずにいられるのだろうか。

 

受け入れたとして、

社会を変えられるだろうか。

 

これ以外にも、

貧困、虐待、離別、いじめ、部活動、指導死など

たくさんの問題について

一線の活動者が意見を述べている。

 

高校生、意識の高い子なら中学生にも

わかる文章だと思う。

教育関係者、保護者、PTAの皆さんに

ぜひ読んでほしいです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁいきましょー!

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