保護者が「関わる」と子供が伸びる
投稿日:2015年10月5日
朝晩冷えるようになった福島伊達。梁川校から更新です。
風邪や胃腸炎が増えています。
体調管理の徹底をお願いします。
「どうすれば成績が上がりますか」
保護者様から、ご質問がありました。
この質問にひとつの答えで応ずるこはできません。
なぜなら、塾生一人一人、出すべき答えが違っているからです。
ですが、最近塾生と保護者様の関係を客観的に見て気づくことがあります。
保護者様の多くが、自発的に勉強してほしいというお気持ちだとおもいます。
自分で興味関心をもって、
調べ物をしたり、質問をしたり、現地調査をしたりすることを望んでいます。
しかし、そうそううまくはいきません。
自発的に行動を起こす前に、塾生にというよりも、
ご家庭にしていただきたいことがあります。
お子様が勉強をするときに、
保護者様も「関わる」という事です。
「勉強をしなさい」という言葉にはほとんど効果がありません。
逆効果な時すらあります。
一番効果的なのは、お子様の勉強の時に、保護者様も何かを学ぶというものです。
学ぶと言っても大人ですから、資格試験の勉強や語学、読書などでも構いません。
そんな時間はないという事もあるでしょう。
だとすれば、
勉強の機会を作るための塾への送迎なども「関わる」の一つです。
「関わる」その度合いによって、効果が変わるのです。
例えば、プロのスポーツ選手の親は、相当「関わる」親だったと聞きます。
家での自主練っをずっと見守る。
コーチ監督が親という場合もあるでしょう。
朝の練習、夕方の練習、夜の練習の送迎を毎日された、なんていうのも聞きます。
白雲館の塾生たちが伸びるのは、
塾生が毎日来るという本人の努力があります。
そしてなにより、
塾生を毎日送り出す保護者様の「関わり」が
塾生たちを伸ばすのだと思います。
逆に対策中一度も自学に来ていない塾生も中にはいます。
強制ではないので、こちらからアプローチをかけることはありませんが、
懇談の際に聞くのは
「本人が行かないって言うので…」
それは、本人の意志を尊重しているのではなく
弱さと甘えと怠惰を助長しているだけですよ。
「ワーク終わるまで塾から出てくるな。
あなたが終わるまで、ここにいるから。」
そう言い放った保護者様もいます。
その覚悟が、お子様を本気に変えます。
よし、今日も志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!