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義民斎藤彦内

10月29日 晴れの福島伊達

アトピーの薬が切れたので

病院に行ったら、

今日は通常の診療はやってないそうで。

普段意識しないから

気づかないけど、

そういう日もあるのね。

さて、義民斎藤彦内、の話

そんなわけで、

時間が空いたから

道すがら気になる標識を見つけて

お参りしてきました。

義民斎藤彦内の墓へ。

伊達市伊達町の旧4号を走らせて

諏訪野団地の方に向かうと

福源寺の墓地にあります。

 

江戸時代、寛延二年(1749)に

東北地方を襲った飢饉の際、

年貢の軽減をせまった一揆。

その首謀者の一人とされたのが

斎藤彦内でした。

近隣の村々の農民

その数16500人とともに

桑折代官所に直訴しました。

農民は年貢を減免されたが

首謀者斎藤彦内らは

厳しい取り調べの上、獄門。

残された妻も数年後に自害。

命を懸けた彦内を供養していました。

 

恩師守谷早苗先生の著書

「福島藩」を読み、

知っている歴史を

目にしてきました。

地域を知る、歴史を知る、

と口にしても、

肌で感じることは稀です。

実際にお墓に手を合わせ

掲示を読んでみると

感情が大きく動きます。

領民を守ろうとした熱い気持ち、

妻子を残す後ろ髪引かれる想い、

郷土の偉人への敬意、

いろんな感情です。

 

小中学校でも歴史を勉強しますが、

地域の歴史、郷土史には

直接自分と関わる熱を感じます。

昔は学校に郷土の話をする

先生がいました。

教科書の勉強も大事ですが、

教科書に書かれていないことにも

大切なことはたくさんあって、

大人には次世代に伝える責務が

あると考えさせられました。

 

志事すんぞ!

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