テスト直結型プリント
投稿日:2025年9月26日
9月26日 夏に戻った福島伊達
30度近い暑さとなりました。
外は暑いんですけど、
風は秋だな。
さて、テスト直結型プリント、の話
定期テストも終わったので、
気づいた点について
ちょっとご注意いただきたいと思い
ブログに書きます。
最初に学校や担当の先生に対する
批判ではないことを断っておきます。
「このプリントから出すって」
塾生がもってきたプリントがあります。
テスト範囲の勉強になるので、
何度も反復させて
できれば満点を目指して取り組みます。
こうしたテスト直結型のプリントは
勉強が苦手な生徒でも取り組みやすく、
成果も出やすいため、
学習意欲を高める効果があります。
一方で、件のプリントをやるだけで
高得点が取れてしまうと、
それしかやらない、
それしかできない、
といった練習不足や
活用力の低下が懸念されます。
本来であれば、
学校の提出物、そのほかのテキスト
辞書や地図帳や資料集を駆使して
身に付けるべき得点力を、
プリント一枚で取らせるわけですから、
今この時は良い結果だとしても、
今後に役立つ力であるかは
別な話となります。
こうしたテスト直結型のプリントで
テスト対策させる先生を
たまにお見かけします。
苦しいんだろうな、と
思ってしまいます。
勉強をしない生徒たちに、
どうにか点数を取らせたい、と
苦肉の策として
テスト直結型のプリントを
作らざる得ないのでしょう。
与えられた課題は
徹底してやります。
だからといって
それだけで勉強が終わりになってしまうのは
定期テストで身に付けるべき力
今後の受験勉強や資格試験に必要な
自分を高める経験を
奪うことになります。
テスト直結のプリントは
勉強の一つ、であって
勉強のすべて、ではないと
気づいてください。
間違っても
楽して点数を取れて得だ、
などと
思い違いはしてほしくないです。
志事すんぞ!