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無言の帰宅

9月29日 晴れの福島伊達

午前中は雨が降ったけど、

午後から秋晴れ。

さて、無言の帰宅、の話

夜哭烏 羽州ぼろ鳶組②

今村翔吾 祥伝社文庫

江戸時代の火消しをテーマにした

シリーズものです。

今村先生の本は

地の分が長くなくて、

心地よく入ってくるので読みやすい。

 

子どもたちにも読んでほしいけど、

まだ難しいかな。

今の子、時代劇なんて知らないから

下地がないもんな。

え?漫画になってるの?

買おうかな。

とにかく、子どもたちにも

触れやすくしておけば

入りやすいですからね。

 

先日、Xで

「無言の帰宅」が通じない、という

話を目にしました。

直接的な表現ではなく

婉曲的に真実を告げるパターンが

通用しなくなっている、と。

悲しいシーンが

別な意味に捉えられてしまっては

台無しですよね。

 

文字に触れる

文に触れる、

文章に触れる、

文学に触れる、

その時々に応じて

必要な語彙が増えていくはずです。

表面的な字面、ではなく

文意が捉えられるようになるには

時間と経験が必要です。

 

書物だけでなく、

テレビだって、映画だって、

美術館だって博物館だって、

言葉の世界の下地になる

ありとあらゆる経験が、

子どもたちには必要な

栄養素となります。

中でも一番効果があると言われるのは

「対話」だそうです。

 

志事すんぞ!

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