中間テストがないと
投稿日:2023年4月21日
4月21日 晴れの福島伊達
今日も暑いですね。
急遽児童の下校が早まりました。
対応できたからよかったですが、
ご家庭によっては
急な変更に戸惑うところもあるのでは?
今まではそんなことなかったのに。
さて、中間テストがないと、の話
保護者差の方が学生だった頃、
定期テストというと
1学期の中間テスト、期末テスト、
2学期の中間テスト、期末テスト
3学期の学年末テスト
あわせて5回のテストだったと思います。
ところが、
最近の傾向としては
1学期1回、2学期2回、3学期1回
あわせて4回のテストにしている中学校が
増えてきているんです。
中学生に言わせれば、
「テストが1回減ってラッキー♪」と
思っているかもしれませんが、
その認識は間違ってますよ、、、
なぜなら、
学年で習う内容に変わりはないわけですから
5回から4回に減った分だけ
負担が増えるということです。
1学年に100習うとして
5回のテストなら20ずつで済んだのに
4回になると25になります。
テストに出る内容が5増えるんです。
しかも5教科だから全部で25も増えるんです。
25%増しのけっこうな負担です。
しかも、
定期テストの結果=入試と考えてください。
現行の福島県立高校入試では
当日の5教科の点数だけでなく、
3年間の評定が点数化され加算されます。
ということは
定期テストの結果から評定が決まるので、
入試に直結していくわけです。
テスト勉強の負担増だけでなく、
結果を求められるプレッシャーも
強くなっているわけです。
さらに、教育効果についても
変わってくると思います。
定期テストは定着のチャンスです。
細かく区切ることで
短い範囲に集中することができます。
短いからこそ
繰り返しもしやすく、
正しい努力が成果を生む、という
成功体験も得やすいと思うのです。
「テストが減ってラッキー♪」と
本気で思っているとしたら、
アンラッキーだと思ってください。
志事すんぞ!