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小中一貫校か

4月24日 晴れの福島伊達

午前中、斎藤事務所さんとミーティング。

HP関連のアドバイスをいただいています。

毎日更新し、見ていただけるように

工夫をしていますが、

それだけでは見えてこない数字が

分かるのがおもしろいんです。

今見られているページは〇〇、と

予想外のページが示されると、

ニーズが分かってきます。

さて、小中一貫校か、の話

昨日のイベントで友人に会い、

友人との話の中で考えたことがあります。

友人が住む町では

新たに小中一貫校をつくる話が出ています。

中学生になると定期テストがあって

勉強の仕方も変わってくるけど、

一緒の学校にするメリットを

打ち出せないだろうか、と。

友人や若い世代は賛成だけど、

有権者の大部分を占めるのは高齢者。

子育てが終わった世代の反対も

少なくないのだとか。

 

私は小規模な町ほど

メリットは大きいと思っています。

同世代の交流がされにくいのであれば、

世代間の地域内交流が図れます。

人と人、自分と他人との関わりの中で

学ぶことが大きいわけですから、

母体を大きくすることはメリットです。

 

学業においても

一貫にしてメリットを作るのがいいかと。

今、英語の中1ギャップが問題となっています。

小学生のうちから外国語活動が始まり

5年生からは英語が教科化しています。

今までより2年以上外国語に触れています。

なのに、中1のテストは

その結果が反映していないどころか、

学習の差が開いています。

小学校と中学校の評価の違いが

日々の学びの違いを生み、

中学校のテストで差として表れているのです。

 

今までは中学校から英語を学び始めるので、

アルファベットから始まり、

あいさつや簡単な基本文ができれば、

満点に近い結果を多くの子が取れました。

しかし、今は違います。

小学校ですでに多くの例文を学び、

600単語の習得をしているものとして

中学校の勉強がスタートします。

すると、意識的に触れてきた子は

それなりに点数を取ることができますが、

小学校の授業で大きな声を出してるから

意欲もあると見なされ評定が良かっただけの子は

残念ながら高得点にはなりません。

だって、英語を書けないんですもの。

このギャップが3年間続きます。

 

一貫校ならば

こうしたギャップにも対応できるんじゃないですかね。

いや、してほしいところでしょう。

中学校を視野に入れた学習、

逆に

小学校の学び直しができる環境、

個々の到達度に合わせた

柔軟な学習環境が作れれば、

モデルとなる一貫校になりそうですが。

 

今までにないものを作るのは

大変なことだと思いますが、

変化しなければ

問題は問題のまま。

問題を直視して、

解決に動く大人の姿を

見せつけてほしいです。

 

志事すんぞ!

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