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想像力と体験と

1月19日の記事 快晴の福島伊達

昨日の夜は雲一つない空で、

星がきれいに見えました。

ということは

放射冷却で寒くなるんだよな、

と、ロマンのかけらもない

ことを思ってしまいました。

さて、想像力と体験と、の話

今の子どもたちは想像力に欠ける、と

よく耳にします。

相手の気持ちをお慮ったり、

痛みを想像したり、

そうした力が欠けるということらしいです。

大人の自分にその力が十分に備わっているか、

と言われると

首を斜めに振ってしまいそうですが、

想像力はどうやって身に付くのでしょう。

 

相手の気持ちだったり、

今後の予定だったり、

今の自分の外側にある事柄について、

こうなんじゃないかな、

こんなことがあるんじゃないかな、

推測や予測をして

最善を選択するようになる力が

求められる想像力だと思います。

 

だとしたら、

どうやって推測や予測をするのか、

そして、その推測や予測の精度を上げていくのか、

それはやはり体験です。

体験の多寡であり、体験の質が

ものをいうのだと思います。

 

映画やドラマや漫画の暴力的なシーンを

子どもたちが見ても

大人が感じる嫌悪感を抱かないのは、

暴力の痛みや苦しみを知らないからです。

実感を伴わないからです。

大人は大なり小なり苦痛を知っています。

主観的なものからも、客観的なものからも

体験を通して知っています。

その差が、大人と子どもの感じ方に

影響を与えているはずです。

 

想像力は体験によって

体験は想像力によって

補い合う関係のようです。

 

志事すんぞ!

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