マイナンバーに紐づけ?
投稿日:2020年12月18日
暖かかった福島伊達
昨日のうちに雪かきをしていたところは
すっかり溶けて、
乾いた路面も見えました。
ですが、今夜からまた
雪が、山沿いでは20センチ以上の降雪が
予想されています。
どうかご安全に。
さて、学校改革として
様々なことが検討されています。
働き方改革も導入が検討されていて、
今日の新聞では残業時間が減ったと
報じられています。
実際のところ、先生方は
残業になる業務を学校ではやらないだけで、
ご家庭に持ち帰ってされていると思うので、
本当に労働時間が減ったかは疑問です。
労働時間が減ったのだとすれば、
どの業務を減らしたのか明示すべきです。
他にも、
学級あたりの児童生徒数定員の削減や
マイナンバーと学業成績の紐付けなどが
検討されています。
学級の児童生徒数を減らすと
教育効果は上がる、と言えるのか
自分には確証がありません。
それよりも、
教員の数を増やして、
業務を分担し負担の軽減を図り
教材研究に充てていただくのはどうでしょう。
また、
マイナンバーの活用促進の案として
成績と紐づけるのは、
良策とは思えません。
そもそも、紐付ける意味はなんでしょう。
社会に出てから
問われるのはせいぜい最終学歴であり、
研究の内容くらいで
小中学校の成績には
それほど意味はないと思われます。
また、小中学校の成績の評価の仕方も
各学校、先生次第で一律でもありません。
A君とB君が同じ80点でも
A君のC中学校の平均が90点の時と
B君のD中学校の平均点が50点の時と
同じ評価にはなりませんよね。
もっといえば、
C中学校の問題の難易度と
D中学校の問題の難易度が変われば
同じ評定でも
能力に差が出てしまうのではないかと
思われてなりません。
マイナンバーの紐づけにしろ、
教員の働き方改革にしろ、
別な目的ありき、で
利便性の向上や
本来のワークライフバランスとは
遠くなっている気がしてなりません。
官僚や政治家の皆様には、
ぜひ、国民の声、現場の声を
吸い上げていただきたいものです。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪