【相談】幼児の文字教育について
投稿日:2019年9月25日
今日も中学生は新人戦、
そして、小学生も陸上記録会があります。
晴天で風もあり、
悪くないコンディションですね。
ケガがありませんように。
居残り組もいますので、
梁川校はお昼から開けております。
まずは最大の時間の確保を目指してください。
さて、子どもの発達についてご相談を受けました。
お子さんは未就学児で
最近ひらがなを練習中。
習得までの時間がかかり過ぎるように感じると、
ご心配されていました。
保護者とすれば
少しでも早くと願うところだと思います。
運筆の点から書く作業は大事ですが、
文字を習得するまでには経験と時間を要します。
ですので、
お応えするとしたら、
焦らずゆっくりいきましょう、です。
言語教育には段階があります。
聞く、話す、読む、書く
いわゆる4技能とよばれるものですが、
これらの中にも、それぞれ細かい段階があります。
書く技能の習得をするためにも
その前の段階である
聞く、話す、読むの経験を積んでいくことが
その後の言葉の力に影響します。
特に、未就学時では特に読み聞かせが有効です。
本を読んであげる、わけですが
まずは絵本で、
言葉とイメージのつながりを
目で理解させること。
何度も同じ絵本をよむことで、
記憶力も向上します。
そして、徐々に文字への興味を促します。
まずは、ひらがなを読むこと。
ひらがなを組み合わせて
言葉を作ること。
そして、書くことにいければ。
書く練習をするのは悪いことではありませんが、
ひょっとしたら
何を書いているのかわからないまま
お手本を写している段階かもしれません。
「あ」という文字が「ア」という音であることを
理解して書くようになると
習得が早くなります。
ですので、文字を読む練習を
遊びながらたくさんできればと思うのです。
また、運筆、鉛筆やペンで線を描くのは
力の弱い幼児にとっては実は大変です。
体の発達、運動能力を促すと考えて、
文字でなくても
絵を描き、線を描いていってください。
そのとき、
できるだけ柔らかい書き味の
鉛筆やペン、クレヨンなどを使ってください。
大人が使うHBの鉛筆では
幼児にとって負担になります。
柔らかい書き味のもので、
たくさん書いていくほうが
身体能力の向上を図れます。
ここでは書ききれないこともありますが、
少しでもお役に立てればと思います。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪