テスト対策勉強会 解答集のない勉強は地図のない冒険
投稿日:2014年6月20日
今月下旬に、各中学校、高校で期末試験が行われます。
白雲館では、小手先の学習で点数を取らせるようなテスト対策ではなく
2週間という限られた時間の中で、最善を尽くす実践をするように
テスト勉強の環境を整えています。
テスト実施の2週間前から梁川校・保原校ともに授業がない日も
2時から9時まで開放しています。
自分史上最高を目指して頑張ってください。
梁川中学校は25日
県北中学校は25日
桃陵中学校は23日
松陽中学校は26日
高校生もテスト対策期間です。
意外と涼しい福島伊達。今日も梁川からupいたします。
今朝はワールドカップの日本対ギリシャだったようで、
出社前に観戦された方もいるのかと。
私は睡眠優先ですので、後半から見ました。
人数優位の中、勝ちを拾えなかったのは残念ですが、
予選リーグ敗退が決まらなかっただけ良しとしましょう。
さて、昨日の夜にツイートしましたが、
学校のテキストに答え配布しない問題をくわしく述べたいと思います。
勉強の様子を見まわっていた時に、丸付けをすることなく進んでいる塾生を発見。
教科書を見ながら答えを埋めているのが分かったので、二つの注意をしました。
一つは、ノートを使って問題を解くこと。
一回で完璧にできることはないから、繰り返しやって、
問題集に書き込むときは、満点が取れそうな状態で、確認のつもりでやること。
もう一つは、必ず丸付けをすること。
ひょっとしたら、間違ったまま進んでいるかもしれない。
正しいものを身に付けるためにも、必ず丸付けをし、理解してから進もう。
すると、「解答集をもらってません」と。
またか、とがっかりするのです。
私は答えを有効活用して、理解し、最終的に自分でできるようにした方がいいと思っています。
それは、答えを暗記させるということではなく、
どんな答え方が理想なのか知るためです。
調べながら進める学習もありますが、
それはあくまで普段の学習で行うべきです。
テスト前は、これが答えなのか、どうしてだろう、
自分の予想と違う、何が違ったんだろう、
考えながら解答集の答えとともに勉強を進めることも必要だと思うのです。
中には、配布された解答集の答えを提出課題に書き込む作業をする人がいるかもしれません。
言うまでもなくそれは勉強ではなく、
自分の弱さに打ち克つことのできなかった経験を積み重ね、誤魔化しの人生を身に付けています。
しかし、そうではなく勉強をしたい人もいるのです。
理解したい人もいるのです。
一部の心ない人のために配布すべきではないという根拠が分かりません。
できないことが、できるようになる、その進歩が勉強の意義だと思います。
だとすれば、
答えを写した人も、丸付けられない勉強をした人も
その段階ではどちらも等しく勉強していないと言えます。
調べながらの学習も大事です。
教科書、資料集、地図帳を見ながらやる勉強も格別に楽しいものです。
しかし、時と場合があります。
テスト前に調べ学習もないでしょう。
解答集のない勉強は、地図のない冒険のようなものです。
非効率で一歩間違えば危険も伴います。
効果的な学習を進めるためにも
解答集の配布を検討してもらいたいものです。
さぁ、いきましょー!