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渡邉 消費者は自然に、そしてポテチの誘惑に勝てない

風が強い福島伊達。

代表渡邉が更新です。

浅田真央さんが選手を引退するとか。

本当にお疲れ様でした。

彼女の演技は本当にすばらしかったなぁ。

お昼に引退記者会見が行われました。

どのテレビ局も引退記者会見に切り替わったときは、

この国は平和だなぁ、と感じました。

一選手が引退することが、

シリア情勢よりも、韓国北朝鮮情勢よりも

ユナイテッド航空の騒動よりも

優先すべき情報なのか

個人的には疑問です。

 

さて、昨日の報道で気になったのは

「ポテトチップスの一部を販売停止」という話題。

企業の不祥事ではなく、

昨年の北海道における台風の影響だとか。

材料であるジャガイモがないんだから

ポテチも作れないわな。

ネットではポテチの買占めやら、

割高な価格でポテチが売り買いされているとか。

みんなポテチ大好きなんだなぁ。

 

「国産のじゃがいもがないのであれば輸入すればいい」

そういう意見もあります。

ポテチを作るという一点だけ見ればそれもアリでしょう。

ですが、輸入に切り替えてしまうのは、

早計だと思うのです。

輸入のジャガイモにすれば

地域が分散され安定供給ができるでしょうし、

安価なものも手に入るかもしれません。

そのかわり

日本のジャガイモ農家は生産をやめるかもしれません。

どちらがいいのでしょう。

 

難しい問題ですよね。

安定供給を考えれば輸入するだろうし、

安全な食材を求めれば国産。

安価な輸入、割高な国産。

むずかしい。

 

いままで、何の疑問もなく

コンビニに、スーパーに

たくさんの種類のポテチが並んでいたわけですが

異常気象も少なく、平和だったからこその光景だったのです。

ひとたび歯車が狂えば、

食べられないということが当然起こりうるのです。

 

自然の姿にならった食糧供給とは、

あるものは食べられるけど、

ないものは食べられない、もしくは高い、

ということが本来のものだと思うのです。

いざ食べられなくなって、

品切れはサービスが悪いだの、

やれ高いだの文句を言うのは、

そこから離れた姿に見えます。

 

私は一度米不足を体験しました。

日本の備蓄が足りなくなり、

タイ米を食べました。

そのときも、減反しすぎた、

日本の米以外食べたくないだの文句を言う

大人の姿を見ました。

 

同じ轍を踏むのでしょうか。

それとも歴史から何かを学び

消費者は、生産者は、政府は

新しい姿を見せるのでしょうか。

ポテチひとつですが

いろいろ考えさせられます。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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