普通でいる難しさ
投稿日:2025年4月28日
4月28日 曇りの福島伊達
GWに入ったせいか、
県外ナンバーをたくさん見ます。
塾は明日29日もあります。
5月3日から6日がお休みの予定です。
さて、普通でいる難しさ、の話
先日読んだ一冊
「世界のすべて」 畑野智美 光文社
多様性が認めれつつある時代、
とはいえ
当事者が抱える苦悩や
実際の社会にある様々な壁があり、
「普通」に生きているようで
そこには普通ではない苦労があります。
なにより大変なのは
自分の感覚が理解されない、だろう、と
苦しさを抱え込むこと、
なのかな。
それでも、同じように
苦しみの中にある人はいて、
分かち合うことができる、
この社会に居場所を見つけることができる、
という希望も感じました。
普通ってなんだろう。
普通でいなければならないのだろうか。
普通でいられないことは
悪いことなんだろうか。
成長するにつれて
普通でいることを強いられるようになり、
普通から外れることが
怖くなる時すらあります。
全てのことで
多数派でいられるはずもないし、
人よりも優れていられるはずもないと、
分かっていながら
ありもしない普通を追い求めてしまう。
また、自分こそ普通であると
思い込んでしまうこともあるだろう。
自分の考え方や行動は
普通だから正しいと思い込み、
違った意見や判断を
受け入れられなくなってしまうことも、
普通を求める価値観のひとつの弊害だと
言えるかもしれない。
これは、自分にも当てはまることだと思う。
自分にとっての普通が
唯一の正しさであるかのように
錯覚し驕ってしまうところが
ないとは言えないのではないか。
「普通」って
すごく難しいです。
志事すんぞ!