少子化よりも怖いもの
投稿日:2025年4月17日
4月17日 初夏を思わせる福島伊達
夏の日のような晴天で
春の気配が隠れてしまいました。
さて、少子化よりも怖いもの、の話
先日、昨年生まれた子供の人数が
72万人と発表されました。
一昨年より5%減。
少子化がどんどん進んでいます。
政府が少子化対策を進めなければ
もっと大変になりそうです。
学習塾を営む以上、
子どもの人数には敏感にならざるを得ません。
自分が梁川町に開校した時、
中3は200人を超えていました。
今は100人ほどですから、
半分以下です。
また、近隣には塾がたくさんありました。
個人で営まれている塾もあれば、
上場企業の塾もありました。
ところが、今では少なくなりました。
少子化による子供の取り合い、
というところです。
少子化は経営を左右する問題です。
でも、
本当に怖いのは少子化ではありません。
一番怖いのは
勉強しなくてもいいや、と
中学生が思うこと
ご家庭が判断すること、です。
県立高校の倍率で
1倍を切る学校が増えています。
勉強をしなくても高校に行ける、と
自ら勉強を離れること、
努力すべき時に
努力の大切さを知る機会を手放すこと、
これが怖い。
経営的にも怖いけれど、
その後の人生や社会に与える影響も
怖さを覚えます。
人生いつでもやり直しはできる、
と思っていますが、
それも努力した経験があればこそ。
勉強しなくてもいい風潮に
流される方がもっと怖いです。
志事すんぞ!