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選挙権を18歳に引き下げ 大賛成!!

なんか寒いくらいの福島伊達。梁川校から更新です。

選挙権を18歳まで引き下げる法案が論ぜられています。

青森では大学の敷地に投票所ができるとか。

いい動きだと思います。

 

18歳を選挙権の対象とするということは

今まで20歳だったものの基準が下がってくることになります。

全部が全部、必ずしも下がるとは思えないですが、

酒タバコといった嗜好品は?

契約は?

被選挙権は?

議論が必要なところです。

 

若者が政治に参加するのはいいことだと思うのです。

自分の未来を、自分で投ずるわけですから、

責任というものを感じて投票所に行ってほしいのです。

 

年齢別人口構成比から考えれば、

若者不利です。

若者向けの政策はなかなかとられにくく、

老年向けの政策、子育て世代の政策、女性に向けた政策、子どもの向けた政策よりも

後回しにされがちです。

うがった見方をすれば、

若い奴らは苦労しとけ、と苦難の押しつけにも似た政策にすら見えます。

 

年金はきっちり納めなさい、払えるかどうか分からないけどね。

今の老人は敬意をもって助けなさい、お前らが老人になったら知らないけどね。

 

こんな風に感じる若者もいるでしょうね。

 

暴論ですが、

選挙権は税金を支払っている人のみに与える、年金世代には与えない

という制限選挙権も分からないではない気もするのです。

負担者には口を出す権利があるという点で。

税金は払いません、でも、要求だけはします、では

納得がいかない人もいるでしょうね。

 

トマ・ピケティは資本論の中で、

貧しい人と豊かな人との間で資産形成のスピード・労力が異なる。

この格差を是正するために重税をかけ再分配するべきだと述べています。

 

富の集中はよくないのかもしれません。

持っている人から徴収し、持たざる者に再分配をするのも理に適っています。

しかしながら

取られるだけだと分かっていれば、

働く意欲というものもまた、取られていくのではないでしょうか。

 

だったら、先ほどの制限選挙も一理あると思うのです。

 

懸念もあります。

若者世代が財政再建と称して年金支給額を減らすという事もあり得るかもしれません。

 

そこは道徳の力、教育の力、躾の力でカバーするしかありません。

子供叱るな来た道じゃ、 年寄り笑うな行く道じゃ、

こんな言葉がありますが、

老人にしたことは、自分が老人になった時にされることだと考えられれば

我田引水の政策にはならないと思うのです。

 

思いつきの暴挙も性善説にたった理想論もありますが、

一つの考え方の提示という事でお許しください。

 

とにもかくにも、

選挙権の対象年齢引き下げは、

政治に無関心だった日本人に何らかの風をもたらしてくれると思いたいです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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