大学教育の無償化
投稿日:2024年12月18日
12月18日 晴れの福島伊達
今日は朝から塾でお仕事。
年末に向けての諸々の業務。
さて、大学教育の無償化、の話
103万円の壁を178万円だかにすると
7兆円の予算が吹っ飛ぶらしく、
自治体が反対しています。
一方で大学無償化をするとしたら
3兆円程度でできるらしく、
だったら無償化しろという話が
盛り上がっているのです。
大学の進学率は6割を超えているので
多くの子育て世代にとって
優遇されることになるかもしれません。
今まで費用が課題となって
進学できなかった人にも
門戸が開かれるので
より多くの人が高等教育を受けられます。
ですが、全ての大学生に
無償化すべきなのでしょうか。
大学生の中には、
申し訳ないが学力不足のまま
進学しているケースが見られます。
また、学業に重きを置かない人もいます。
能力も意欲もない学生まで
面倒見てあげなければならないのでしょうか。
私は、能力に応じた給付金という形が
健全だと思います。
学ぶ意欲と能力がある人が
学ぶために給付を申請する。
一定の学力水準と進学後の成績で決める。
大学側に人数に応じて支給してしまうと、
人数をかき集めることに終始し
学ぶ力や意欲は
見て見ぬふりになる恐れがあります。
大学で学ぶというのは、
義務教育とは違います。
国民に広く、最低限の学びを与える
義務教育とは異なり、
学ぶ意欲があり、能力を身に付け
社会に役立つ力をつけるものです。
誰彼とお金をばらまいたから
大学生としての力が付くわけではありません。
お金を払ってでも、
力を得たい、と望む学生にこそ
給付金や奨学金は意味が出ると思うんです。
安易なバラマキには賛成できないかな。
志事すんぞ!