成績優秀者への割引き
投稿日:2024年10月9日
10月9日 雨の福島伊達
寒いですね。
ジャケットを脱げません。
そんな中、小学生は半そで半ズボン。
おらに元気を分けてくれ。
さて、成績優秀者への割引き、の話
成績優秀者への割引きについて
地域の方からお問い合わせがありました。
大変申し訳ありませんが
成績がいいという理由での割引きは
考えておりません。
成績がいい子どもを囲って
進学実績を確保しつつ、
その他の多くのお子さんから
経営資源を得るビジネスモデルに
経営者として理解しますが、
私どもは採用しておりません。
月謝は、授業などを提供する責任の対価で、
軽重があるわけではありません。
ある時点で、勉強ができないから
たくさん教えなければいけないので、
通常料金です。
反対に、勉強ができるから
手間がかからないので、
半額になります。
そんなことはないと思います。
勉強が苦手な子の成績を
少しでも向上させるための授業も、
勉強が得意な子の成績を
キープし、さらなる高みに挑む授業も、
どちらも大変です。
なんなら後者の方が予習も説明の準備も
手間が多くかかるものです。
そして、成績優秀者だけ割引くという
ビジネスモデルが時代に合わず、
塾を営み続けるためには
首を絞めかねない、という点もあります。
一昔前ならば、
県立高校入試の倍率が高く、
競争もあったので、
多くの中3が塾などに通いました。
最近は1倍を切る高校が増えたため、
進学校を狙う子が塾を利用し、
勉強が苦手な子は入試のためというよりも
弱点克服ために個別指導形態へと流れていきます。
そうなると
それまで通常料金の月謝を支払っていただいていた
成績優秀者じゃない生徒は減ります。
すると、たちまち経営が立ち行かず、
田舎の店舗から閉鎖する始末に。
お店が一度なくなってしまうと、
次のお店は出にくくなります。
勉強したいと思っても、
勉強する環境がない、のは
地域のこれからを考えると
避けたいところです。
身勝手ではありますが、
以上のような考えから
成績優秀者への割引きはいたしておりません。
ご理解のほどをお願いいたします。
志事すんぞ!