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埼玉の虐待禁止条例

10月10日 曇りの福島伊達

連休を頂戴しましたが、

体を休めるだけのものとなりました。

9月の休みは1日。

やはり疲れが取れなかったようです。

さて、埼玉の虐待禁止条例、の話

子どもの虐待は社会全体で食い止める、

その考えに異論はありません。

ですが、この度埼玉県の与党議員が打ち出した

虐待禁止条例を見てみると、

どうやって実現するのか

理解に苦しみます。

 

「児童を放置してはならない」という内容もあり、

この「放置」には

子供だけで公園へ遊びに行くことや

自宅での留守番、

低学年児童だけでの登下校も含まれるようです。

 

さて、実現可能でしょうか。

子どもが公園に遊びに行くたびに、

お父さんが付き添わなければならない。

自宅で留守番させないように

お父さんが家にいなければならない。

低学年の登下校をさせないように

お父さんが付き添わなければならない。

え?なんでお父さんばかりかって?

条例を提出したのは男性でしたので、

もちろん男性が率先してやるのだと思ってました。

まさか、自分はやらないけど

条例だけを出すなんてことは、

普通しませんよね。

 

このままだと仕事に行くのもままなりませんね。

なるほど、

仕事ができずに給料が下がったら、

その分は埼玉県議会が予算を組んで補填する、

ということですね。

 

条例を出した県議は

そこまで思慮深いとも思えないので、

虐待を止める、という一点で

お出しになったのだと思います。

仮に、この条例が施行されたら、

学童に来ることも不可能になります。

だって、登下校には

保護者の付き添いが必要なので、

学校からの帰り道、学童に行くまで

保護者が付かないのですから。

まさか、その責任を学校に負え、とか

学童の指導員に負え、とか

おっしゃるのでしょうか。

 

社会全体で虐待を止める、

そこに異論はないにしても、

放置を禁ずるために

代わりに行政は何をするか、

どんな助けを準備するのか、

それがない案は

子育て世帯を苦しめるだけです。

 

志事すんぞ!

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