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また出た漢文不要論

9月20日 曇り空の福島伊達

朝晩、ようやく涼しくなってきました。

それでも日中はまだまだ蒸し暑く

エアコンが必須です。

今日は5年生が宿泊学習。

教室はさみしくなりますが、

楽しい経験をしてきてくれれば。

さて、また出た漢文不要論、の話

教育に対して

何やら物申したい人がいて、

数年おきに出てくるのが

古文漢文不要論、です。

この手の論を展開するのは

理系の方が多いわけですが、

今回はちょっと毛色が違って、

”日本大好き”ジャンルの作家さんから。

なんでも

中国由来の漢文なんていらない(意訳)

という主張のようです。

 

今回はなんだか感情論だけで、

漢文漢詩に根差した日本の文化すら

無視した論ですので、

本当に”日本大好き”なのか?と

疑問に思ってしまいます。

氏は愛国者ではなく

国粋主義者なのかもしれません。

 

話を戻して、

古文漢文不要論は時折話題となりますが、

大学に行って学ぶ素地を計るために

ひとつの目安になるのではないか、

と思っています。

万人に必要だとは言いません。

最低限の読み書きそろばんができれば、

生活には困りませんから。

ですが、

大学で学ぶときに、

学ぶだけの素地があるのかどうか

入試によってふるいにかける必要があります。

そのふるいの一つが

各教科の学びで得られた知識量の差、

だと思うのです。

古文漢文すらできない人は

うちの大学では学べませんよ、という具合に。

 

なにも古文漢文だけを

不要論の対象にする必要はなく、

日常生活で使わない、が理由ならば

数学3Cあたりは使わないでしょう。

英語のリスニングだって、いらないかも。

ましてや

日本史世界史を現代社会のどこで使うのか。

 

どの教科のどの科目が不要なのか、

断定することなんてできませんが、

いろんな教科科目に触れることで

自分の向き不向きに気づけたり、

強みを知ることができたり、

ひとつの教科で得た経験を

他の教科に活かせたり、

いろんな効果がありそうなものです。

 

むしろ、情報の方が、、、

むにゃむにゃ。

 

志事すんぞ!

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