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AIまかせでいいの?

7月5日 曇り空の福島伊達

人口減少が課題になっているのに

政策がうまくかみ合っていない。

ということは

国の舵を取る政治が愚策なのだろう。

だったら、

人口減少率に合わせて、

議員定数も逓減させればいいのに。

さて、AIまかせでいいの?、の話

Google Bardに走れメロスの感想文を

400字で書かせてみました。

びっくりするくらいに

それらしいことが書かれていました。

今年の夏はAI感想文が流行りそうですよ。

 

文科省は対話型AIの活用に向けて

ガイドラインを発表しました。

適切とはいえない使い方の例、や

活用が考えられる例、などが

示されました。

当然ですが、

感想文をAIに書かせるのは

適切とは言えないとなっています。

が、どれがAIを使った文なのか

正直分かりません。

 

文章を作る時に

どのくらいの割合で

自分の頭を使っているのか。

自分一人で絞り出した文章を

100%だとすれば、

大人だって、いつも自分だけで100%

作っているとは限りません。

ビジネス文書などは雛型があって、

ひとまず恥をかかない程度の文章の例が

たくさんあるわけです。

それらを参考に文章を作る時、

頭を使う割合は80%とか50%とかに

下がりそうです。

もし、AIを使って

そっくりそのまま使ったのだとすれば、

頭を使う割合はもっともっと下がります。

一見同じ文章でも、

頭を使う割合は大きく異なるわけです。

それなりに修練を経た大人が使うのと、

元々文章が書けない子どもが使うのと、では

身に付く力が変わりそうです。

AIまかせでいいのでしょうか。

 

そして、なにより、

AIの乱用によって奪われるのは、

決断する力、のような気がします。

表現は多様です。

数多くの表現が頭にある中、

いろいろな要素を絞って

表に出していきます。

評価されることも批判されることもありますが、

全ては個々人の決断です。

全てをAIにまかせるのは、

決断のアウトソーシング。

さて、それが是なのか、非なのか。

どこまでを認め、

どこからは認められないのか、

AIの進歩とともに考えないといけない問題です。

 

志事すんぞ!

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