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配らない少子化対策

6月2日 雨の福島伊達

西日本は台風接近の影響を

強く受けているようです。

東北南部はまだそれほど。

何事もなく過ぎてほしいところです。

さて、配らない少子化対策、の話

昨日、少子化対策の指針が発表されました。

”異次元”とまで銘打っていたので

期待をしていたのですが、

正直、落胆しています。

何もないよりはいいのでしょうけど、

結局、お金配りですし、

扶養控除がなくなるのであれば、

高所得者は負担増ですから。

これでは対策にはならなそうです。

 

子育てにかかる一人当たりの費用が

所得によって違います。

低所得世帯は免除やら軽減で低くなります。

それ自体は悪いことではなく、

そのままで構わないんですが、

高所得世帯になると

保育料などは負担がどんどんきつくなります。

頑張って稼げば稼ぐほど、

教育費はかさみ、

子育ての負担が増えていくのが見えるから、

二人目三人目に二の足を踏んでしまう。

だったら、

少子化対策はお金を配ることではなく、

「子育てにお金がかからない仕組みを作ること」

だと思うのです。

 

公立の子ども園は基本的に一律。

理由がある場合は免除。

授業料、給食費は無償。

公立高校の授業料はなし。

国公立大学の授業料もなし。

私立の学校に通うのは

ご家庭の判断。

払った授業料の分だけ

より手厚い指導が受けられる。

 

世帯年収によって

教育費用が変わることなく、

一律、なんなら

お金の心配がないようにすれば、

ようやく変わるんじゃないかと。

 

世帯に配って

その世帯の考え方に任せる、よりも

教育費がかかる所に直接投入するほうが

いいんじゃないかな。

まず、とにもかくにも

控除を廃止して手当てを配るのは、

税金を取って、給付するという

要らない手間を増やすだけだから、

考え直した方がいいと思います。

 

志事すんぞ!

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