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3.11

3月10日 晴れの福島伊達

WBC、日本快勝、うれしいですね♪

昨日は東北出身、世界の大谷翔平さんの

投打二刀流の活躍もありましたし、

なにより、聖光学院出身の湯浅京己さんも

見事なピッチングを見せてくれました。

さぁ、今日はまたまた東北にも縁のある

ダルビッシュ有が韓国戦で登板。

期待せずにはいられません。

さて、3.11、の話

明日、3月11日は東日本大震災が起きた日。

と、ここに書くまでもなく

皆様の記憶に刻まれていることと思います。

私も、忘れることができません。

中学校の卒業式の日、

大きな揺れの後小雪が舞いました。

停電で信号も止まり、

「しばらく休校」の張り紙をして

帰宅しました。

幸い、自宅は電気が使えたので、

祖母に温かい食事をとらせることもできました。

ガソリンが手に入らず、

買い出しは物置にあった自転車で。

合格発表も何とか終わり、

日常に戻るまでなんだかんだ大変でした。

自分たちのことで手一杯な中、

福島第一原発の事故。

不安がよぎりました。

 

今日の子どもたちの宿題は

「3.11で大変だったことを家族に聞く」

だそうです。

そうです。

今の小学生は震災を知らない世代なんです。

私も、どうにかこうにか

日常を取り戻したわけですが、

その過程のすべてを覚えているわけもなく、

どんどん曖昧になっています。

そして、地震の怖さまでも

忙殺されています。

ここ数年、この時期に

大きな地震があったため

気持ちを改めるわけですが、

今の小学生は、震災を知らないのです。

 

災害を知らないのは

幸せなことではありますが、

知っているものは

伝えなければなりません。

恐れや不安や悲しさといった負の感情を。

そして、

それでも進んでいく時間との日々を。

 

いまだなお、復旧復興は半ば、だと感じます。

汚染土の処分についても課題は山積。

処理水にしても

どれだけ安全だと主張されても、

漁業に携わる方々の気持ちを思うと

放出ありきで進められる国と企業のやり方に

納得することはできません。

まだまだ、なんです。

 

震災を知らない子どもたちに

これらの課題や問題のつけを

回すわけないはいかないんじゃないかな。

 

自分に何ができるのか。

志事すんぞ!

 

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