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立場が変われば

快晴の福島伊達

今日はプールの清掃のため、

下校時間が早く、

みんなでかくれんぼをしました。

大人から見るとそうでもない建物でも、

子どもからすると

倍以上の広さですからね。

立場が変われば、見え方が変わります。

さて、米国大統領が来日して、

豪印とともにインド太平洋圏の

安全保障について話し合われたとか。

隣国の不穏な動きがある以上

国家存亡を語るうえで、

当然の備えなんでしょうけど、

日本に防衛費の増額が求められようになり

もっと使ってほしいところがあるのに、

と感じてしまいます。

 

先の大戦で、米国は原子爆弾を使用しました。

「早く戦争を終わらせるために」

という大義名分で、

今も米国の子どもたちは

その大義名分を学んでいると聞きます。

「早く戦争を終わらせるために」

大量虐殺兵器を使用するのはやむを得ない、と

本気で考えるのであれば、

ロシアや北朝鮮をはじめとする

核保有国が同じ論理を振りかざしたときに、

否定しきれるものでしょうか。

米国は許され、ロシアはダメ、となるよりも

過去の使用の過ちを反省し、

二度と使うことがないようにする、と

改める姿勢を示す方が、

子どもたちによい影響を与えると思います。

 

防衛費をどれだけ積み上げても、

きっと終わりはありません。

ミサイル迎撃システムの先は、

先制攻撃の準備があるでしょうし、

「早く戦争を終わらせるために」は

もっと強力で残酷な兵器を配備しなければ。

もっと、もっと、もっと。

 

そして、世界一の兵器を手にしたとき、

その国は隣国や世界に

どんな態度を示すようになるのか。

国民の監視の目があるから大丈夫、と

本当に言い切れるでしょうか。

わかんねえです。

国民の半数が選挙に行かない国ですから。

 

正しく判断できる指導者を望んでも、

人は簡単に判断を間違えるものです。

力を持てばなおさら。

大なるものは戦争を始める指導者で、

小なるものは乱射事件を起こす若者。

力を持つことと正しく使うことを両立するのは

激ムズです。

 

立場が変われば、

見方が変わるのは

大人と子どもだけでなく、

いろんな場面で見られます。

国家、性差、年齢、社会的立場、、、

一面から見えるもの

そこから導いた答えが

正しいのか、考えないと。

 

志事すんぞ!

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