価値観を教える
投稿日:2022年5月21日
小雨が降ってきた福島伊達
午前中は持ちこたえて、
運動会もできたようです。
急な予定変更は、
困りますものね。
今日は13時から開放しています。
中間、期末に向けて頑張りましょう。
さて、子どもたちと接していると
かわいくて仕方ありません。
下校中に拾ってきた
お花や石ころ、木の枝、虫、
すべてが彼らにとって宝物で、
嬉しそうに見せてくれます。
ところが、大人の私から見ますと、
必ずしも宝物や大事なものとはなりえず、
純真無垢な子どもの目と
現実的な大人の目とで
価値観の違いに気づかされるわけです。
ひょっとしたら
文章を読んでいても
同じことが起きているのかもしれません。
大人は段落の中心文や文章の要旨といった
大事な部分を理解できていますが、
子どもにとっては
どの言葉も文も大事に見えている、のかも。
だとすれば
この文章の中の大事な部分はココ、という
価値観を教える必要があって、
ココがどうして大事なのか、
別なところはどうして大事じゃないのか、
理解してもらわないと、
読解力は身に付かないんじゃないか、と
思えてきたのです。
あくまでも
点数で測ることができる国語の力の話で、
豊かな表現であったり、
個々人の価値観を否定するものではありません。
ある文章から読み取るべき主題を
理解するために、です。
ここでの価値観は型のようなもので、
基礎基本となる指針です。
型の有用性を最初から理解するのは
難しいものです。
ですが、繰り返すうちに
不思議と型にはまってきて
型どおりに動かないと気持ち悪くなります。
守破離の守
型を守る段階を
根気強く踏ませないと、です。
志事すんぞ!