年末調整を計算しながら
投稿日:2021年11月12日
夕日が低い福島伊達
昨日は11月11日、
ポッキー&プリッツの日でしたね。
個人的には
棒状のお菓子ならば
ギンビスのアスパラガス一択です。
さて、年末調整の時期になりました。
税務署から送られてくる膨大な資料。
一読するだけでも大変です。
先生方にご準備いただく証明書やら、書き方やら、
毎年のことながら手間がかかります。
なかでも、扶養控除に関しては
働き方とかかわってくる先生もいるので、
ひやひやしながら見ています。
結婚されている先生で配偶者の扶養控除受けるには
年間103万円なり、130万円なりの範囲で
働かなければなりません。
そうすると、
年間の労働時間が決まってくるわけですよね。
先日、最低賃金が上がりましたが、
それだけでは、おそらく世帯の所得は変わりません。
なぜなら、賃金が上がっても
控除が変わらないなら労働時間は減るはずで、
結局、もらえる賃金は同じだからです。
労働者側からすれば、
働く時間が減って、もらえるものが同じならば
プラスじゃんと思うかもしれませんが、
そうはいきません。
物価は年間2%くらい上昇させたいわけですから、
お給料が変わらないのに、
モノの値段だけは上がってくとすれば、
だんだんと苦しくなります。
物価上昇が2%ずつ10年続くとどうなるでしょう。
100万円で買えたものが
10年後は複利計算によって
121万8994円にもなります。
100万円のままの給料だと
18%も目減りする計算になります。
最低賃金を上げることは悪いとは思いません。
ですが、
その他の仕組みも連動させて変えていかなければ
実質的な豊かさからはほど遠いと思うのです。
志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪