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韻文と読解力

暑さ厳しい福島伊達

昼間のうちは30度近くまで上がる気温も、

夕方からは一気に寒くなりそうです。

紅葉も進んでいきそうですね。

昨日は、2週間ぶりの休み。

家事をやるだけで終わってしまいました。

体力回復するわけもなく、

月曜にして疲れております。

 

さて、読解力を育むことが昨今の教育課題になりますが

長文を読むだけが読解力を磨くことにはならないと

感じることがありました。

言葉の量が豊富な説明文や物語を読むのは

確かに大変なのですが、

情報の量は多いわけで

繰り返し述べられる作者の主張や、

理解をするためにあげられる具体例を通して

作者の主張がつかみやすくなっている、とも

考えられます。

 

一方、韻文を読むときの方が、

言葉の量は少なくて読みやすそうですが、

少ない言葉ゆえに

一つ一つの言葉にたいして

正しく理解することが求められます。

 

少ない言葉から共有すべきイメージは

狭くなるはずなのに、

正しく掴みきれていないのをみると、

長文よりも残酷に、

個々人の言葉に対する感受性がわかります。

 

「飛び込みのもう真っ白な泡の中」

この俳句から何を感じますか?

「真っ白な泡」は

けっして台所で見られる泡じゃないはずです。

「もう」は

もうすぐ、とか、いやいやながら、とか

じゃないはずです。

こういった感受性=センスは

読み合わせることで磨かれる

後天的なものです。

 

話を読解力に戻すと、

読解力とは、文章の主張やイメージをつかむことです。

言葉の多寡だけでなく

読み手のイメージ力を正すことも

力を伸ばすには必要です。

俳句や詩といった韻文には

読解力を正す効果があると感じました。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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