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呼称

夕焼けの福島伊達

下校に合わせて立哨待機。

風は多少ありましたが、

陽射しが温かいので

それほど苦にならず。

むしろ、気持ちいいくらいでした。

 

さて、最近の話題で気になったのは、

「あだ名の禁止」「君、ちゃんの禁止」です。

生徒間での呼び方、

また、生徒への呼び方が話題になっています。

いじめにつながるあだ名を止めさせるために

一切のあだ名を禁止にするルールを設けたり、

ジェンダーに対応するために

「君」「ちゃん」のような

性差による呼び方を止めるなどの配慮が

学校では為されているということです。

 

しょこたんこと、中川翔子さんも

あだ名によるいじめの体験を話されていました。

呼ばれる側の嫌がるあだ名によって

悲しい体験をされたのでしょう。

こういうたぐいのあだ名はやめるべきですが、

ルーツが分からなかったり、

判断が難しいものもあるので、

全てのあだ名を無くす、

ということになったのだと思うのです。

 

また、「君」「ちゃん」についても

性別を固定化するもので、

ジェンダーを意識したものだと思います。

同様の動きにはランドセルの色もあります。

昭和を生きた私たちは、

男は黒、女は赤の選択しかありませんでした。

今は、色とりどりですよね。

男だから寒色系、女だから暖色系、

といったくくりもないように見えます。

 

では、今、授業で子どもたちに関わる

自分自身のことを考えると、

すべて使っています。

「君」も「ちゃん」も「さん」も

「名前」も「名字」も「あだ名」も呼びます。

その時々に、その人によります。

 

生徒との心理的な距離感によっても

呼び方を変えますし、

指導の一環で変えることもあります。

例えば、英語の授業では

名前の呼びつけをし、

英語圏での礼儀、フランクさを出します。

もちろん、Mr.やMis.を使いながら

覚えてもらうこともします。

あだ名や通り名も、勝手につけます。

レッテルを張る、というと

悪く聞こえそうですが、

良いレッテルを張ることで、

行動態度が変わるからです。

「英語と言えば~さん」とか

「代入法の~君」とか

「帝王」とか。

記憶に引っかかりをつけるための方策です。

もちろん、

生徒間のあだ名で呼ぶこともあります。

 

今までは何気なく使ってきたあだ名や呼称も

ひょっとしたら

傷つけることもあったかもしれません。

今後はもっと注意しようと思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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