〒960-0782 福島県伊達市梁川町字中町42-3

伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

連絡先

トップページ > 白雲館日誌 > 塾の出来事 > 風邪をひいて、休むためには

風邪をひいて、休むためには

今日は午前中、郡山に行きました。

ビックパレットふくしまでの、

教材展示会を見るためです。

来年度から小学校の教科書改訂が始まり、

各社、いろいろな教材を作っていました。

どれもよく見えて、目移りしますね。

自分が若手のころは、

もっと素っ気ない作りだったのに、

今は手が込んでます。

アレもほしい、コレもほしい。

悩みは尽きません。

 

昨夜は授業後すぐに上がらせてもらいました。

家族の体調不良のためです。

先生方に感謝です。

一昔前は、そんな環境ではなく、

家族の体調不良はおろか、

自分の体調不良でも

休むことはできませんでした。

先生方に支えられています。

新型肺炎の流行を受けて、

厚生労働省は

「風邪をひいたら休みましょう」と

声高に唱えています。

テレワークの推奨も言われます。

たしかに、

自分自身のためにも

流行を防ぐためにも

慎重になることは大事です。

自分の周りの人には、

そういう行動をとってほしいと願います。

 

そう思う一方で、

そうはいかないこともあるように思わされます。

労働しなければ食べていけない人もいます。

休んでも代わりの人がいない人もいます。

私たちのようにテレワークができない仕事もあります。

私の友人のことを考えると

多くの人が休めそうにありません。

大学受験では罹患者に対して救済措置はないそうです。

仕方がないんです。

けど、やりきれない気持ちにもなります。

スポーツ選手だって、

準備してきたイベントだって、

時に人生がかかっていたとしても、

命には代えられないからです。

 

「風邪をひいたら休む」という理想があっても、

そうはいかない事情もある。

組織の助け合いによって

休める人がいて、

そこから漏れ出てしまう

休めない人もいます。

 

みんなが風邪をひいて休む社会であるためには

社会の共通理解と

高度で柔軟な社会制度の充実が

求められます。

そしてその実現には、

社会保障を賄う国力も。

 

そうなったらいいよな、

と思います。

自分にできるところから

少しでも理想に近づきたいです。

白雲館日誌

月別投稿一覧

塾の案内

コース紹介

入塾の流れ

はくうんかん児童クラブ

更新情報を配信しています!

  • feed
  • follow us in feedly

RSSはRSSフィードというソフトを利用すると
 更新記事を配信してくれる機能です。

このページの先頭へ