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優しい問題集がいいなぁ

昨日は実践会でした。

期末テスト前ですので、

それぞれが提出物の勉強を中心に

黙々と取り組んでいました。

 

本来は、自学力をつけることが目的ですが、

どうしても苦手な子には、

勉強のコツを指導したり、

ネックになっている部分を見つけるために、

傍につくことがあります。

昨日は英語が苦手な男の子と

中1英語の学校の問題集に取り組みました。

問題集を手にとって見ると、

苦手な子にとっては、

もっと丁寧な、システマティックな

課題のほうが理解しやすそうだ、と感じました。

 

英作文まではいきませんが、

下線に英語を当てはめる問題。

次のような問題がありました。

 

問題

この男の子は誰?

私の兄弟です。

 

これだけでは、

出てこない単語もあるようです。

Who is this boy?

He is my brother.

が答えになりますが、

この男の子は誰(ですか)?のisの部分や

(彼は)私の兄弟です、のHeの部分が

苦手な子にとっては、

日本語で書いてないのに、

英語を使うのは変、と思うらしいのです。

 

つまづくポイントは

人それぞれですが、

自分も英語が、全然、できなかったので、

気持ちは良く分かります。

英語は日本語と違う、のですが

苦手な子たちは、

苦手な子たちなりに、

何かしら考えています。

今回の子は、

日本語にあわせなければ、と考えたために、

できなかった、ということになります。

 

また別な子は、

英単語、英文が正しく読めないため、

覚えにくいということがありました。

ローマ字が身についていない、

ローマ字のように読んでしまう、

そういったつまずきが

英語をできなくしてしまいます。

 

英語が苦手な塾生の多くが、

単語の勉強は熱心にやっています。

単語のテストだけでも、

がんばろうと言う気持ちを感じます。

ですが、単語ができるだけでは

点数になっていきません。

 

もっと優しい問題集がいいなぁ。

易しい、ではなく

優しいです。

パターン化した問題で

英文の構造を定着させる。

読み方にルビが振ってある。

注意すべき点が示めされていて

目で見てわかる。

苦手な子でも1人で勉強できるような

そんな優しい問題集がいいなぁ。

 

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