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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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ここ数日のはなし

本日15日は

伊達市内小中学校が休校となりました。

復旧にあたるご家庭、

道路が分断している地区、

送迎手段がない方もおりますので、

志学白雲館梁川校、保原校も【休校】といたします。

ご迷惑をおかけします。

 

さて、12日の夜から猛威を振るった台風で、

伊達市は大きな被害となりました。

私も福島市北部に自宅があり、

あと数十メートル先では、

浸水の被害にあったご家庭もありました。

両親が避難しないと言うため、

私も自宅に残りましたが、

正直気が気じゃなかったです。

何度もハザードマップを見て、

万が一に備え

避難場所を確認し、

テレビをつけたままの夜でした。

 

13日朝、梁川町の被害を聞き、

福島から梁川に向かいましたが、

いつもの通勤路は水没しているところもあり、

遠回りを余儀なくされました。

途中の阿武隈川は、

あと少しであふれるのではないか

という位の水位で

この中で活動されていた

行政、消防団の皆さんのことを考えると

頭が下がります。

 

梁川について、

塾の無事を確認し、

広瀬側の北側へ移動すると、

そこには

車一台が埋まるくらいの水がたまっていました。

避難していた地域の方が

水に浸かった自宅を見ながら、

「8.5水害より酷いな」と。

 

この先に、

友人の家や塾生の家があるのか、と思うと

無事を祈るばかりでした。

 

災害復旧に当たる、

自衛隊の方々や、

国交省のポンプ車、

そして

地域の消防団の方々の

心強いこと。

 

その日は、何もすることもできないため、

一度帰宅。

 

14日は朝から梁川に入り、

ご主人は青年部の友人、

奥さんは児童クラブの職員、

子どもたちは塾生、

家族ぐるみでお世話になっている方の

復旧のお手伝いに向かいました。

 

すっかり水は引いたものの、

泥が道路を埋め

足をとられます。

ご自宅に着くと、

ご家族親類だけでなく、

青年部の面々がいました。

 

ご自宅は床上浸水。

家に上がって

私がすっかり隠れるくらいの高さまで

水が上がったそうです。

 

ここからは、

迷うことなく、

水に浸かったものを外に出して

捨てていきました。

持っていた服も

おもちゃも、本も、写真も、

水に浸かったものは、

ほぼほぼ廃棄。

 

水に浸かった重い畳は

1人では持ち上げることもできず、

3~4人の大人で運んでいきました。

昨日は祝日で

ゴミ処理場も開いていなかったため、

とりあえず

玄関先に水害ゴミをまとめていきました。

ひとまずできることをして、

塾に戻り、

小中学校の休校を受けて、

15日の動きを先生方と確認。

塾の休校と

児童クラブの開所を決め、

HPで連絡。

 

今朝は小学校が休校のため

児童クラブを開所し、

子どもたちと勉強、

そのあと

川北の様子を見に行きました。

 

自分にも8.5水害の記憶があります。

子どもたちも

この水害を知って

これからを考えてほしいとおもったからです。

 

まだまだ日常は戻りませんが、

少しずつ

復旧に向けて動いていきたいとおもいます。

 

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