やっぱり教科書が読めてない子どもたち
投稿日:2019年6月29日
テストが振るわなかった塾生を見ていくと、
やっぱり教科書が読めていませんでした。
昨日は自学で来てくれたので、
教科書に読み仮名を振る手伝いをしました。
読めないと思うところを質問して、
と指示しましたが、
質問がない。
大丈夫かと思いきや、
いざ音読させてみると
読めない漢字があるだけでなく、
ひらがなで書かれている文章でも、
文節の区切りが分かっていないこともしばしば。
これって子どもだけが悪いわけではない、と
思えてきます。
本人の努力もあろうかと思いますが、
小学生からの学校現場や家庭での
言語活動によって形成されるからです。
言語活動には、英語同様
聞く、話す、読む、書くの4技能がありますが、
日本語の能力として、
聞けるから、話せるから、
安心とはいえません。
小学校3年生くらいから、
文字による言語活動を経て
より深い、広い言葉の営みができてくるからです。
読書活動、
音読、
国語辞典による意味調べ、
漢和辞典の多用など。
すっ飛ばしてることがあるんでしょうね。
今一度、学習習慣を身につける取り組みを
一緒にがんばろうと思います。