確かな計算力は、筋トレと同じです
投稿日:2019年6月8日
地域の小学校でも
学期ごとの計算漢字のテストがあります。
範囲表も配られて、
日程も示され、
合格点は90点。
いい取り組みだと思います。
今小学校教員の流行に
「けてぶれ」ってありますが、
ビジネスマンのPDCAみたいなものです。
け:計画を立てて
て:テストして
ぶ:分析をして
れ:練習をする
だそうです。
範囲表が配られて、
テストに向けた勉強によって
効率の良い勉強法を身につけるために
教員の方も民間ビジネス思考法を
かみくだいて取り入れているようです。
だけど、10日前になっても、
単元が終わっていないようです。
通塾してない人は
練習時間も足りないだろうし、
終わらなかったら減らすのかな。
少数の掛け算割り算ですから
お家の方でも教えられるかもしれません。
これから急いで終わらせれば、
と考えているかもしれません。
中高でも、テスト範囲に間に合わせることは
多々ありますが、
小学生です。
一人で勉強できる高校生ではありません。
教えて、練習もこなした上で受けさせてほしいです。
漢字や計算は基礎学力です。
筋トレのようなものです。
日々、少しずつ強くなるものです。
また、筋トレだけでスポーツは強くなりません。
ですが、必要な筋肉が結果を変えます。
漢字や計算力はある程度地道な努力が必要ですし、
正しい方法で身につけないと逆に遠回りです。
また、基礎学力だけで入試は突破できませんが、
基礎学力の土台なくして
思考力や分析力は生かされません。
確かな計算力、
豊かな言葉の力、
といった基礎学力は、
勉強の筋トレです。
範囲を減らすくらいなら、
前学年の復習でもいいんです。
減らすのだけは止めてください。
以前に書いた記事ですが、
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