読解力のある子を育てるために②
投稿日:2019年3月21日
曇り空の福島伊達。
代表渡辺が更新です。
今日は祝日ですが、
授業回数の関係で開校します。
福島市内で麻疹の患者が出たとか。
感染力が強く、
マスクでは予防できないので、
怪しいと思ったら、
医療機関への相談を。
昨日は学童の子と漢字の勉強。
練習を重ねて
100点と95点!
この100点で満足してはいけない
とは思いつつ、
子どもの喜ぶ顔と、
お母さんのうれしそうな顔を見ると、
今日ぐらい満足してもいいかな、と
思ってしまいますね。
さて、2019年度の入試国語を見て
普段からの読書体験が
とても大事になってくると感じました、
と先日の記事でも書きました
が今日はその続きです。
「文章を読める」にもいろいろあります。
「すらすら読める」
「大体読める」
「やっと読める」
「本当は読めてない」
まで様々あります。
読解力はなかなか能力を測りきれません。
また数値化しづらい部分があります。
先日は、
①興味関心に沿った本を選ぶこと
②就学前は会話と読み聞かせ
③小学校低学年は音読を
ということでした。
では高学年になったら、
何をするかですが、
辞書を引く癖をつけて下さい。
私たち大人でも、
分からない言葉があります。
ましてや子どもならなおさらです。
知ってて当然でしょう、という言葉も
意外と分かっていないものです。
まずは、小学生用の説明の簡単な辞書、
ルビが振ってある辞書、
例文が多い辞書で
調べやすいものがいいです。
キャラクターが描いてあろうがなかろうが、
何でもいいんです。
大事なのは中身です。
かといって大人用の辞書だと、
言葉遣いが難しいので、
あまりオススメしません。
また、5年生くらいになったら、
漢和辞典や英和和英辞典も必要になります。
分からない言葉は調べる癖をつけて下さい。
中高生になると、
読書に対する姿勢が二極かします。
読む子は読む、
読まない子は読まない、
徹底しますね。
朝の読書とかがある学校はまだいいですが、
読まされている読書の効果は薄いです。
ということは、
ここまでの本に触れる経験と習慣が
その後の鍵になります。
1冊の本を読むのも
子どもにとっては一苦労です。
ですが、
読みすすめれば、
おもしろいと感じる本があるはずです。
いつの間にか時間が過ぎる本があるはずです。
続きが気になって
早く読みたいと思う本があるはずです。
その1冊に出会えれば
自ずと本を読むようになります。
文学文芸だけが本ではありません。
事典かもしれません。
伝記やスポーツ選手の体験談かもしれません。
雑学系の話だったり、
怪談やサブカルかも。
おもしろそう、と思える本に出会うために
本屋さんや図書館に足を運んでみてください。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!