パワハラの動画を考えること
投稿日:2018年9月7日
曇り空の福島伊達。
代表渡邉が更新です。
小学生の置き勉容認の動きがあるようです。
教科書や勉強道具を
学校に置いたままにすることを
置き勉と言います。
ランドセルに全てをつめこみ、
小さな体で運ぶのは
大変であるし
体の発達にも悪影響がある
ということらしいです。
確かに全ての教科書を
持ち運ぶのは非効率ですからね。
鍵つきのロッカーで管理する
などすれば可能ではないですか。
改めるべきは改める、
いいと思います。
さて、体操女子のコーチのパワハラ報道で
動画が公開されました。
あの映像を見る限り、アウトです。
あれはパワハラではなく
暴力です。
いくら選手やご家庭が容認されたとしても、
協会として見過ごすことは
できないものだと感じます。
私たちの世代には
日常茶飯事であったことだと思います。
ドラマでも部活の顧問が
選手を涙ながらにビンタするシーンが
見られました。
アニメでも、
ちゃぶ台を返すお父さんが描かれたり、
苦しくったって、悲しくたって、
コートの中では平気な女子もいました。
それを容認するつもりはさらさらありませんが、
それ以外の指導法を
コーチ自身が知らなかった、
できなかったことが
まず問題です。
またパワハラの問題を知っていても、
長い関係性の中から、
これくらいはいいだろう、
これくらいはいいだろう、
と積もり積もって
エスカレートしていったことも考えられます。
選手とすれば、
今まで育ててくれたコーチに対する
絶対的な信頼、信奉、心酔があれば
傍目から見て、完全に暴力であったとしても
熱心な指導へと見方が変わるものです。
選手のご家族とて同じでしょう。
コーチのパワハラは厳然として存在したがゆえに
協会は処分をした、
それ自体は改めるべきことを
改めたと評価すべきだと思います。
一方で、副会長と本部長ですが、
報道では、圧力があったと言われていますが、
あの動画を見れば
処分を遂行する上では
強く言わざるを得ない部分があったのかも知れないと
思えてきます。
もっとも、裏で見え隠れする
自分のクラブへの引き抜きの思惑が
事を面倒にしています。
暴力によるコーチ解任は当然としても、
今後選手が練習する場所を
いくつか提示し選ばせるなどすればよかったのでは
と思います。
こういう報道があったときは、
自分をふり返ります。
自分にもパワハラがないとは言えないのではないか、
と考えるからです。
自分にそんな意図はなくても、
大人のおっさんが声を荒げれば
”恐怖を覚える”ことは考えられます。
先日も、声を荒げて叱りました。
自学中に隠れてマンガを読んだり、
手紙のやり取りをしたりする
まだまだ至らぬ塾生がいます。
そんなときは、
「何してんだ」「帰れ」と叱り飛ばします。
男の子でも女の子でも。
叱られたほうは”恐怖を覚える”かもしれませんね。
だとすれば、反省はしなければなりません。
あくまでも叱り方ですが。
ただ、
私が静かに叱ったほうが、
圧迫感が出るかもしれないんですが、
そん時はどうしましょ。
よし、志事すんぞ
さぁ、いきましょー!