【数学】 同じ問題を解き続ける効果
投稿日:2017年12月16日
曇り空の福島伊達。
代表渡邉が更新です。
増税、ですか。
必要ならば仕方ないことだと思います。
格差是正のためにも、
財源の確保は取れるところからするのが
セオリーですから。
ですが
歳出削減が社会保障からでは
素直に首を縦にふれません。
税制は国の基。
使われる税金が
国民に資するものであってほしいです。
さて、昨日は数学の授業。
最近クラス分けを行って新設されました。
新たに入塾した子が集まり、
数学に苦手意識を持っています。
久しぶりの数学の授業。
楽しくて仕方ありません。
国語や社会は、
自分が話すことのほうが多いのですが、
数学のときはもくもくと問題を解き進めます。
苦手なこの多くは練習不足のせいです。
自主学習で練習するにしても、
間違った手順で行っていることが多く、
それがますます数学を嫌いにさせます。
私は初日にやった問題を2回目の授業でテストします。
まったく同じ問題です。
目安は30分。
8~9割以上できています。
(このときのそれ以下の場合は
別な手だてが必要です。)
前回90分かけた内容を30分でやりきる。
そこそこ点数も取れている。
子どもたちは自信がつきます。
2回目の授業、内容は先に進みます。
当然3回目の授業でテストをします。
1回目から2回目の内容です。
これも、テストは授業でやったまったく同じ問題。
大体150分程度の内容です。
これも30分でやります。
8~9割以上解けてきます。
子どもたちは自信を深めます。
同じ問題だもん、できて当たり前!
そうなんです。そうなんですけど。
90分の内容を30分でやったということは
3倍できるようになってます。
150分の内容を30分でやったら、
5倍できるようになってます。
2週間前より5倍成長していることになります!
これを続けると、
答えを覚えているかのように、
スラスラ進められるようになります。
そこまできたら
新しい初見の問題に挑戦します。
同じ考え方をする
別な問題に。
次々に新しい問題を解き続けて、
正答率を高められる子もいますが
苦手な子は、計算や考え方が
固まっていないことが多いので、
まずは
同じ問題を解き続け
速く、正確に
自然にできるまで身に付けること!
が先決です。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!