永世七冠、その先にあるものは
投稿日:2017年12月6日
昨日は冬らしい雪が舞った福島伊達。
代表渡邉が更新です。
やっと平野部にも雪が降ってきましたね。
ここから、本格的な雪が、
積もる雪が来るのかと思うと、
めいります。
昔は、スキー場のオープンが待ち遠しかったのに、、
さて、昨日、棋士の羽生善治さんが
竜王戦に勝利し
「永世七冠」を獲得しました。
竜王を初め、タイトルを一つでも取ることだって
すごいのに、
一つのタイトルで永世の称号を得るのだって
ものすごくすごいのに、
その永世を七つも獲ってしまったのです!
ものすごくすごい!の七倍
いや
ものすごくすごい!の七乗!だな。
ふと、疑問に思うのは、
次に棋士羽生善治は何を目指すのだろう、
ということだ。
プロを目指し、
タイトルを目指し、
防衛し、
別なタイトルに挑み、
防衛し、
永世の称号を得て、
別なタイトルでも永世と呼ばれ、
七つ全てのタイトルで
永世の名を得た今、
何を目指すのだろう。
これほど、怖いことはない。
目指すべきものがない。
何を目標にしていけばいいのか。
虚無。
孤独。
真っ白な世界。
あまりにも高すぎるレベル。
極みの中の極みにいるとき、
羽生善治には何が見えているのだろう。
凡人には立ち入ることさえ憚られるが
意外とシンプルなのかもしれない。
彼が目指すのは
「勝つ」
という一点ではないか。
七戦して四勝すればタイトルを得られるが、
そんな「勝ち」ではなく、
完勝圧勝というものではないかと思う。
タイトルを得るために勝つのではなく、
勝ち続けた先に
タイトルや名誉がある、ということか。
日々の勝利。
朝起きてから寝るまで、
勝つことを考え、
勝つために行動する。
そんなシンプルなものかもしれない。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!