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テスト対策勉強会 大学入試から高校入試を考える

今月下旬に、各中学校、高校で期末試験が行われます。

白雲館では、小手先の学習で点数を取らせるようなテスト対策ではなく

2週間という限られた時間の中で、最善を尽くす実践をするように

テスト勉強の環境を整えています。

テスト実施の2週間前から梁川校・保原校ともに授業がない日も

2時から9時まで開放しています。

自分史上最高を目指して頑張ってください。

梁川中学校は25日

県北中学校は25日

桃陵中学校は23日

松陽中学校は26日

高校生もテスト対策期間です。

 

心地よい風が吹く福島伊達。

昨日の夜は久しぶりに晴れて温かかったせいか虫がたくさん出ました。

田舎の塾は夜に明かりが煌々と照るため虫が集まりやすく

虫対策をしなければなりません。 #塾あるある

 

体験からの入塾が相次いでいます。ありがとうございます。

とうとう2クラスが満席となりました。

残りのクラスも1,2名の空きはあります。

お早めにお問い合わせください。

 

昨日も触れましたが、昨日は某私立高校の説明会でした。

毎年参加させていただき、校長先生のお話を聞いて刺激を受けています。

その中で、

「AO入試、学校推薦に頼ればもっと実績を増やせますが、それは私どもの望むところではありません」

というお話があった。

 

私たち団塊ジュニアの世代は大学の定員が、高校3年生総数の半数弱でした。

つまり、大学に行こうとすれば、努力を要したわけです。

まして、国公立となればさらにその半数以下ですから、

上位20%から30%にいなければいけないということです。

 

今現在少子化が進んだことで大学の定員数と高校3年生総数がほぼ同じくらいとなっています。

選り好みさえしなければ大学生の肩書は手に入るということです。

勿論、国公立はセンター試験を課し、学費等の安さから人気を保ち偏差値の大きな変動はありません。

しかし、私立大学は、学生の学力低下が顕著に表れます。

人気のある私大はそれほど大きな低下はありませんが

中堅大学は、私たち世代からみると易化しています。

 

各大学側も、筆記試験による選抜から、推薦入試型の選抜に変え

定員数の確保を目論んでいるわけです。

 

筆記試験を受けて大学生になる人が半分

AO入試や推薦を受けて大学生になる人が半分

という現状です。

 

これでは、学力の低下はさけられません。

もちろん、推薦・AOを受けるということは高校での学習に手を抜いていないということであり

一定の評価ができるので、大学側も受け入れるのですが、

大学生として望ましい能力の確保がなされているとはいえません。

先の校長先生曰く

「高校側も塾も、校内の評定平均を上げてAO・推薦をえることに終始しすぎている」と

真意を読めば(大学生として必要な学力のない高校生を育てていないか)という

辛辣なメッセージをいただきました。

 

このメッセージは大学受験だけではなく

高校受験でも言えるのではないでしょうか。

Ⅰ期試験がすべて悪いとは言いませんが、

高校生として必要な基礎学力を、学習習慣を備えない中学生を

安易な合格へと導いていませんか。

 

せめてⅠ期試験を受けられる人数を絞るとか

学力試験を課すとかしないと

福島県の学力向上はないでしょう。

 

「高校に行って、大学入試の勉強を頑張ればいいじゃない」と言われるかもしれません。

しかし、

福島県の大学進学率、国公立への進学率、医学部への進学率、東京大学の進学率を見てください。

他の都道府県と比べてみてください。

素質に大きな違いがあるわけではないでしょうに

結果に大きな違いがあるのは、

学習に対する姿勢の差ではないでしょうか。

 

勉強しなくても、高校に合格できた体験は

確実に、勉強をしない選択を促すだけです。

 

福島県の未来を、塾生の未来を考えるならば

勉強して合格を勝ち取ること

勉強して目標を達成する経験を積み重ねないといけないと思うのです。

 

これを書きながら、自分にも言い聞かせています。

俺たちがもっと頑張らないといけない、と。

 

部活の練習・試合がない塾生が自学をしています。

 

頑張る塾生を、応援し続けます。

 

今日も明日も午後2時から9時まで通称ニジクジで開放しています。

どんどん利用してください。

さぁ、いきましょー!

 

 

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