大学全入時代というものの
投稿日:2016年10月12日
日に日に寒くなる福島伊達。
代表渡邉が更新です。
夜中12時を過ぎて家路につくのですが、
車の外気温は10度を下回るようになりました。
寒いはずです。
風邪などひかないようにね。
「今、大学って誰でも入れるんですよね?」
保護者の方や中学生の塾生からよく言われるようになりました。
正しいっちゃ正しいけど、
誤解もあるようですので
福島県北地区の高校を元にお話ししておきたいと思います。
まず、現在の大学受験の状況において
志願者総数よりも大学定員総数の方が多いという状況があり
誰でも”選ばなければ””能力がなくても”大学に行ける、と言われます。
ですから、必ずしも”行きたい”大学に誰も入れるということではありません。
ましてや
”実力を要する”大学に誰でも入れるということではありません。
自分が選んだ高校によって、
行ける大学に差が出てくるわけです。
もちろん、そこには本人の努力の差も
たぶんに加味されます。
A 推薦やAO入試で大学進学する高校
福島商業、福島工業、福島北、福島明成、保原、梁川など
テストを受けて入試を乗り越えるというよりも
定期テストをコツコツ頑張り、
評定を上げていくことで大学に行くタイプ。
一部センター試験を課さない国公立があるものの
私立大学への進学がほとんど。
B 個人的に対策をすることで国公立も行ける高校
福島南、福島西
大学進学を考える人が多い高校ではありますが、
カリキュラム上国公立向きではないので、
目標が決まったら個人的に対策をしなければなりません。
国公立:私大=1:5くらいです。
C センター試験を乗り越え国公立に行ける高校
橘高校、福島東
カリキュラム上国公立を意識した高校です。
国公立:私大=1:1~1.5
センター試験を受験しての進学が多いですが、
2次試験対策は組織的とは言えません。
東北大までは対応しても、
医学部、東大といった最難関は難しいです。
D 東大、医学部まで対応できる高校
福島高校
大学に行ける、といっても
どの大学に行きたいかによって、
高校を選ばなければなりません。
入ってからでは後の祭り。
後悔のない選択を。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!