【テスト対策】 テレビを見ると馬鹿になる?
投稿日:2016年6月29日
梅雨の合間の晴れを享受する福島伊達。
梁川校から代表渡邉が更新。
イギリスがEU離脱を国民投票によって決め、
サッカーでもユーロで敗退が決まり
「1週間で2度も離脱した」と報じたメディアがあったが
秀逸だなと思った。
さて、情報の収集共有のためにtwitterを利用しているが、
あるリツイートが気なった。
(リツイート=twiiter用語。
自分が気になったtwitter上の情報を自分の友人に広めること)
”進学校では「テレビを見ると馬鹿になる」と教えている”
というもの。
生活調査を見ると、
テレビの視聴時間と勉強時間は反比例の関係が見られる、
というデータが”あった”。
成績上位層はテレビを見る時間が短く
成績下位層は逆にテレビを見る時間が長い
というものだ。
”あった”としたのは
最新のデータではテレビを見る時間自体が減っている。
かといって勉強時間は伸びていない。
つまり、
テレビ以外の携帯電話を使ったメール等の機能を使う時間が増えただけで
勉強への意欲が増したわけではないのだ。
テレビから他の物へ娯楽が移っただけで
テレビだけが悪者ではないということ裏付けている。
「テレビを見ると馬鹿になる」のではなくて、
時間も決めずに、垂れ流すように画面を見て、
何も考えず、勉強時間を減らすと、馬鹿になるのである。
テスト期間中にもかかわらずテレビを見るとかは愚の骨頂。
中身を覚えていないような見方も勿体ない。
そのうえ、勉強時間が削られたり、無くなったりすれば、
そりゃ馬鹿にもなる。
要は、テレビとの向き合い方だ。
あえて言えば
「馬鹿をテレビのせいにするな」であり
「テレビも見れない馬鹿にはなるな」だ。
テレビだろうと携帯電話だろうと
使い方が悪ければ馬鹿になるだけだ。
だからといって、使わなければいいとは思えない。
テレビを観て、考えること、調べることをすれば、
それは有用な情報収集の道具となる。
テレビだけでなく、新聞やネット上の情報が
すべて正しい!と思っている人はいないだろう。
情報のソースやデータ
批評批判の根拠
情報の意図
そういったことまで考えれば、
主体的な学びとなるはずだ。
テレビだけでなく、
マンガだろうが、アニメだろうが、音楽だろうが、映画だろうが
主体的に関わった時
それらは学びへと昇華する。
他の人は知らないが
塾生には
テレビを観て賢くなれるようになってほしい。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!