便利さによる学習への影響(梁川校 青田)
投稿日:2016年4月22日
こんにちは。
そして、お久しぶりです。青田です。
ずっと担当である金曜日の更新を怠っておりました。
大変申し訳ございません。
これからはサボらず更新していきたいと思います。
よろしくお願いします。
さて、ほとんどの方々は携帯電話をお持ちですよね。
ドコにいても連絡が取り合える便利な世の中になりました。
その反面、不便になっているのもあります。
以前、知人に連絡をしようと思い、
携帯を使おうとしたら、『携帯がナイ!』
幸い、知人の連絡先を覚えていたので、
公衆電話で連絡しようとしたら、
『今度は周りに公衆電話が見当たらない!!』
公衆電話を探しまわり、やっとの思いで見つけたら、
『今度は十円硬貨がナイ!!!』
と痛い思いをした経験があります。
私が子供の頃は、ちょっと見渡せば公衆電話なんていたるところにあったのに。
便利になった反面、不便になったところもあるのです。
これは子供達の学習能力にも影響していると思うのです。
今、小学生でも携帯電話を持っている時代です。
携帯電話のメモリー機能により、
子供達は友達の家どころか自宅の電話番号すら覚えていません。
覚えていない・・・・というより、覚えなくていいのでしょう。
それにより、子供達の暗記力は確実に低下していきますよね。
だって、たった5桁の数字の並びすら覚えなくて良いのですから。
また、以前に生徒達が
A:「学校の数学の宿題って何だっけ?」
B:「うーん。覚えていないから、あとでLINEする」
と、こんな会話をしていました。
便利なものです。自宅ですぐに友達と連絡できるのですから。
でも、これによって「人の話を注意して聞く」ことが少なくなります。
「あとで・・・・・・に聞けばいいや」
となり、授業や指示をしっかり聞かなくなるのです。
最終的には読解力も低下していきます。
便利な世の中になりました。
便利だからこそ、工夫や努力をしなくて済むようになる。
しかし、便利さと反比例して学習能力は低下していくのでは?
と思います。
来週からGWが始まります。
せっかくの長い休みです。
楽をせずに工夫や努力をして何かを成し遂げてみてはどうですか?
地図帳だけで旅のルートを計画してみたり、
ゲームや携帯を使わずに、
ボール1つでデキる遊びを友達と考えてみたりする。
それだけでも楽しい1日が過ごせると思いますよ。