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2015年度 夏期講習初日

保原校で数学と理科を教えています。山本(タミー)です。

今日は「正解」と「最適解」についてお話ししようと思います。

個人的に「最適解」という言葉を最近耳にすることが多いのと、
生徒たちの年頃では、もしかしたら聞きなれない言葉かもしれないので、意味を載せておきます。

正解:正しく解答すること。正しく解釈すること。また、その解答や解釈。

最適解:最も適した答え。現状から最適と考えられる解答。
(goo辞書より)

らしいです。
どうでしょうか?

世の中にはどちらの方が多く存在するでしょうか?

授業を生業にしている身としては、
比較的「正解」を目にする機会は多いのですが、
授業から離れる見ると、「正解」はほとんど見当たりません。

今日、講習の初日で勉強している生徒たちもそうだと思います。

例えば、志望校の選択がそうでしょう。

普通は通学可能な高校から選びますよね。
でも、もしかしたら自分の希望を100%満たせる高校が
他の都道府県にはあるかもしれません。
(なかなか、そんな人はいませんが・・・)

それでも、
「自分の家から行ける範囲」
「学力的に合格が可能」
「学びたい学科がある」
「入りたい部活がある(活発である)」
「共学である(別学である)」
などなどを考慮して、
自分の置かれた状況下で100点の高校を選びます。

これがその生徒にとっての高校選びの「最適解」です。

我ながらかなり極端な例でしたが、上に載せた意味の通り、
自分の今できうる中で、最も最善の行動
を「最適解」と呼ぶのがわかると思います。

私も含め、全員が普段の生活でそのような選択をしているはずです。

いま9時から集まって生徒たちは自習していますが、
これは、受験生としての最低限の行動ですが、
志望校合格のため今日の行動としては、これも「最適解」でしょう。

これをすれば必ず成功するという「解答」は
残念ながらまだ発見されていませんが、
その日ごと、その時間ごとに「最適解」を見つけて
行動すれば、成功する可能性はかなり上がることでしょう。

何かと誘惑の多い夏休みだけを取っても、これはかなり重要なことです。

とりあえず、今日1日、いまのところ、白雲館の生徒達は
夏休みに受験生が取るべき行動の「最適解」を掴んでいるようです。

このままその日その日の「最適解」を踏み続けて、来年の3月。
いままで取り続けてきた行動が「正解」だったんだと自覚できるように
私も彼らにしてあげられる「最適解」を踏み続けようと思います。

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