テスト範囲を守らない大きな弊害
投稿日:2021年5月29日
今日も暑い福島伊達
午前中は掃除洗濯をして
時間があったので
庭に生えた柿の木の枝を払った。
柔らかいうちなら
のこぎりもいりません。
さて、テストが返ってきています。
調子いですねぇ。
Goodですよ。
でも問題がなかったわけではありません。
2週間前に配られる定期テストの範囲表。
範囲に沿って子どもたちは
学習を進めるわけですが、
残念ながら範囲を守らない学校が少くありません。
今回もそれでトラブル発生です。
今までもテスト範囲をめぐる問題はありました。
多くはテスト範囲が削られるというものです。
一生懸命勉強した子にとって、
テスト範囲を削るのは
努力を裏切られることになります。
学習意欲が下がり、
次から手を抜くようになります。
今回はその逆、
数日前になってテスト範囲が増える問題、です。
塾生や保護者からの訴えによると
テスト数日前に、
英語のテスト範囲が増やされた、ということです。
学習機会が十分にあって、
練習もそれなりにできている、
そんなはずもなく。
増えた理由を聞くと
「リスニングのテストに範囲外のページがあったから」
と先生に説明されたそうだ。
待て待て待て
先生の準備不足のせいで範囲を増やしたのか?
先生はテストをやればいいのか?
直前の変更で、準備が足りず
点数が取れなかったら評定が下がって
入試に影響があるのは子どもたちだろ?
テストは英語だけじゃなく
他の教科もあって
子どもたちは計画を立てて頑張らなきゃいけないのに?
疑問と腹立たしさしかありません。
問題を見せていただいたところ、
確かに、範囲外が増えてる。
それどころか
本来範囲に示した部分の出題が少ない。
これでは
勉強した子どもがかわいそうですわ。
努力したら努力した分できればいいと思います。
でも
努力しても点数にならないんじゃ、
学習意欲なんて湧きません。
今回のようなケースがないとは言えません。
このような変更は
先生の怠慢を隠すためのものであり、
子どもたちにとって
努力が報われない気持ちになるだけでなく、
評定が下がる
悪影響しかありません。
すごく残念でなりません。
当該中学校の当該学年の保護者は
学校に説明を求めてもいいと思います。
テスト範囲、って
子どもたちとの約束だと思うんですよね。
先生の都合で安易に削ったり、
ましてや増やすことで生じる弊害は
大きいと思います。