日本語は美しい
投稿日:2020年12月12日
小雨が降った福島伊達
明日も雨が降るらしい。
来週はいよいよ
雪の予報。
雪は嫌いではない。
真っ白な雪が
風景を非日常に変える。
喧騒に静寂を与える。
ちょっとだけ待ち遠しい。
さて、昨日は国語の授業。
入試問題の演習をしながら
説明文を読むと、
日常では触れることのない文章によって
子どもたちの心に
何かを感じてくれることを望むことがあります。
昨日は「日本語は美しい」と語る
リービ英雄の文章でした。
彼は日本語のもつ美しさを
話し言葉にではなく、
書き言葉にこそ感じると語っていました。
縦書きの、
漢字仮名混じりの文に。
また、漢字を使うのか、
仮名を使うのか、といった文字の選択に
語彙だけにとどまらない
日本語の豊かさを感じるそうです。
自分も毎日ブログを書いていますが、
日本語が美しいと感じることはありません。
横書きだから、とかではなく
文字の選択も、無意識だからです。
普段の生活の中で、
意識していないことに気付かされるとき、
発見があります。
知的好奇心が刺激され、
面白いと思います。
リービ英雄の気付きは、
感性の鋭さから得られたものなのか、
多文化に触れることができた環境によるものか、は
測りかねますが、
塾生が国語の文章を通して
他者の視点を持つことができれば、
世界が違って見えてくると思います。
国語で点数を取る、ことが
塾の国語の授業に課せられた使命ですが、
国語を学ぶ、ということが
点数を取ることだけを
目的にしてほしくはないな、と
思います。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪