本と経済と政治
投稿日:2020年9月16日
曇り空の福島伊達
菅総理大臣の誕生。
東北、秋田出身の総理には
ぜひ地方に目を向けて
政治にあたっていただきたいものです。
さて、久しぶりに本を買いました。
本屋に行くのもはばかられるご時世。
ふらりと本屋にも行きづらいので、
ぜんぜん買えていませんでしたが、
町の本屋さんに注文して買いました。
以前から欲しいと思っていた本、
これから必要になるであろうほんを、
町唯一の本屋さんから。
森からではありません。
町内二つあった本屋さんも、
一つは今年閉めてしまいました。
本屋さんが無くなったら困りますから。
この人に著作権料を払いたい。
この本屋さんにいつまでも続けてほしい。
そう思うから本を本屋で買いました。
自分は本が好きです。
時間が許すなら、
いつまでも活字に触れていたいですし、
ほしい本は集めたい。
そうはいかないので、
選んで、選んで、買うしかないのですが。
「本なんてネットで買える」も分かります。
自宅の届けてくれるわけですから、
便利なんだと思います。
ですが、町に本屋や図書館がなかったら、
本との出会いが減ります。
ふらっと入った本屋におかれた、
目的以外の本との出会い。
楽しいんですよね。
ネットを使えない子どもには
本屋さんが入り口です。
小中学生にとっては
本屋さんが憧れです。
本屋を知らなければ、
活字に触れる機会が格段に減ります
だから、町の本屋さんは大事です。
本関係の話題でいうと、
Twitterで出回っている
ハッシュタグがあります。
多くの方の見ていただくために、
#を使って、拡散するためのものですが、
その一つに
#出版物の総額表示義務化に反対します
があります。
現在、本は消費税を抜いた商品の金額が表示されています。
それを、内税、つまり消費税も含めた総額で
表示しなければならなくなる、
というものです。
本は、並ぶとすぐに売れるものばかりではありません。
数か月先、数年先、へたしたら数年先に
売れる本もあります。
総額表示ですと、
消費税率が変わるたびに、
表紙を印刷しなおさなくてはいけなくなります。
中小の出版社は、
素晴らしい出版物を作っているものの、
すぐに売れる本だけを扱っているわけではありません。
出版社を追い込むような制度は、
愚策です。
新しい為政者が
地域経済や中小の企業の実情に
目を向けた、
効果のある政策と制度作りをしていただければ、と。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪