ご褒美で勉強させないで
投稿日:2020年6月16日
風が心地よい福島伊達
雲を運ぶ風が
日差しをやわらげ
暑さを飛ばしてくれます。
外にいても
苦にならないのは助かります。
学童の子らが帰ってきました。
「テスト100点だった」と
先日行われたテストの結果を口々に
教えてくれます。
80点台だった子が悔しそうにしてます。
悔しいよね。
でも、頑張ったつもり、では
結果にならないんだよ。
それが分かったら、
できなかったところをやろうね。
さて、ある政治家さんが選挙に出るそうで、
その公約の中に、
コロナ禍で困っている人のために
給付金を出します、と言っています。
選挙に掲げる公約としては
どうなのでしょうか。
確かに、このコロナによって
多くの人が困っています。
給付金はありがたいものです。
税金に余裕のある自治体であれば、
独自の財源で拠出するのも
悪くはありません。
ですが、これでは
自分に投票してくれたら
お金を上げます、と
言っているようなものです。
立候補者も投票する方も
自分の利益しか考えていないように見えます。
中高生をお持ちのご家庭でも、
「成績が上がったら~を買う」といった
ご褒美の約束で勉強をさせようとすることが
あるようですが、
正直、愚策です。
なぜなら
ご褒美がなければ
勉強しなくなるだけだからです。
勉強しよう、という動機には
色々あると思いますが、
それがご褒美の有無で
決められるとすれば、
考えものです。
かくいう自分も
中学生のころに
「成績が上がったらテレビを買って」と
父にねだったことがあります。
一蹴されました。
「勉強しなくていい」
「何のために勉強するのか考えなさい」
そう言われて
すごく恥ずかしい気持ちになったのを
思い出します。
さっきの投票も、勉強も
将来のための行動です。
目先の利益だけを考えるのか、
もっと大事なことがあると思えるのか。
行動の結果で変わる気がします。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪