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集中力を付けるために

35度近い福島伊達

風があるからいいですが、

無風だったらもっと上がったでしょうね。

学校から数分のところですが、

帰ってくるだけで、

子どもたちは汗びっしょりでした。

 

さて、熱中症は困りますが、

熱中はしてほしいものです。

小学生にしても、

中高生にしても、

熱中し、没頭する時間は

発達のためにも、

実はすごく大事な時間なのです。

 

集中力、という力は

先天的に備わっているわけではなく

一つの物事に没頭する時間が

だんだんと長くなることにで

集中した状態を継続できるように

変化していきます。

人間は、もともと動物ですから

一つに集中しすぎて、

周りの環境を察知できなければ、

自分の身に危険が及ぶことがあるため

目や耳、嗅覚や触覚を鋭敏にして

周りの変化を読み取ろうとしてきました。

ですから、

集中力なんて力は

もともと持ってはいないのです。

 

自分の身に危険が及ばない環境と、

揺さぶられる感情とによって、

一つの物事に没頭することが

できるようになります。

揺さぶられる感情、とは

好きとか、楽しいだけではなく

困った、苦しいなんていうのも含みます。

 

学童の小学生たちが

「時間があっという間に過ぎた」と

言ってきました。

最初から、そうはできません。

少しずつ課題を与え、

だんだんと長くし、

その子の興味関心を探りながらです。

理科が好きな子は、

理科の勉強をどんどん進めていきます。

学年のテキストを終わらせた子もいます。

一つ終わると、次、また次と

熱中していきます。

 

何に熱中するか、は

その子によって変わります。

だとしたら、

熱中しやすい環境を、

適度なリフレッシュもふくめて、

整えてあげることが

集中力を付けるために

大人ができることになります。

 

まずは、

短い時間でできる課題を

少しずつ増やすことから

やるのが良いです。

おためしを。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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