シャッター街と30年後の自分
投稿日:2019年11月14日
時々、思ってしまうことがある。
昼間でもシャッターが閉まっている街並みを見て
30年前はどうだったんだろうか、
ということです。
そして、そこから
30年後の自分はどうなんだろうか、
ということも。
今日、山形県から学習塾を営む方が
学童の見学に来られた。
私どもよりも多い先生を抱える、
個人塾を営んでいる方でした。
すでに何十年も地域に根ざして
経営されていらっしゃるので、
子どもがいた時代もご存知なのだと思います。
ご自身の経験や地域での口コミもあるでしょうから
今は順調な経営をされてると思われます。
それでも、
これからのことを考えて、
学童事業を検討されているようでした。
すでにシャッターを閉めたお店も
昔は順調に営まれていたのだと思います。
それが、時代の流れや社会の変化によって、
また、ご自身の変化への対応の仕方によって、
今に至ったのだと思うのです。
昔よりも、今や未来がよりよいものでありたい、
と望んでいます。
テクノロジーが発達し、
昔は苦労したことも、
今なら時と場所を選ばず解決することもあります。
おそらく、時代の流れや社会の変化は
物事を効率化し、生産性を上げてきたはずです。
だとすれば、
自分自身が変化への対応を考え抜かなければ、
今以上の未来は訪れないという事です。
30年後、自分は老年。
その頃に、今と同じ動きはできそうにありません。
だとしたら、
今、自分は何をするべきか。
何をしておくべきか。
自分自身をどう変化させていくか、
動いていかないといけないと、と
追い立てられる気持ちがします。
中3の国語の教科書に、
石垣りんの「挨拶」が載っています。
そのなかに、
「明日の表情をさがすとき」とあります。
石垣さんは、平和へを希求し、
戦争を二度と起こしてはいけない、という思いで
詩を書かれていますが、
仕事をしていく上でも、
同じではないかと感じます。
今さえよければいい、ではなく
今以上に未来をどうするか、への
視点と行動が求められている気がします。