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筆算のときに定規を使うべきか論争

筆算で線を定規で引かせることに対して

ネット上で論争になっております。

ことの発端は、

小学校の先生が、

筆算をする際に定規を使わず線を引いた子どもに

やり直しをさせたのはおかしい、

というものからでした。

ネットでは、

「定規なんて使わなくてもいい」

「そんなことを強要するから算数嫌いになる」

という意見が多数を占めていました。

 

やり直しをさせるほどのことではない、と

思いますが、

定規を使わせたいという

先生の意図も汲むことができます。

 

定規を使って真っ直ぐ線が引けますか?

当たり前じゃん!

バカにしてんのか!

と怒られそうですが、

いつ、どうやってできるようになりましたか?

明確に、答えることができる人は

ほとんどいないと思います。

おそらく、いつの間にか、です。

 

算数の授業だけでなく

事あるごとに定規を使ったから

いつの間にか、できるようになったわけです。

使ってこなかったら

できないものです。

 

大人になれば定規を使わなくなりますが、

子どもの一時期だったら

徹底して使わせる時期も必要かもしれません。

なぜなら

大人から見て当たり前にできるであろうことでも、

子どもにとっては未知の経験だからです。

無駄だと思われることも

すっ飛ばすわけにもいきません。

 

試しに、

お子さんに定規を使わせてみてください。

真っ直ぐ引けない、

長い線を引けない、

指定した長さで引けない、

おそい、

間違う、

かもしれません。

それだけ定規にまだ触れていないということです。

 

少しでも定規を使わせたい、

定規に慣れてほしい、

という気持ちがあるとすれば、

なぜ定規を使うのか、

使ったほうがいいのか、も

考えさせたいところです。

 

個人的な結論は

どっちでもいいけど、

使ったときのメリットもあるよね、です。

 

余談ですが、

オススメの定規は、

透明なプラスチックのものです。

手元が見えて書きやすいです。

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