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本を読めば成績が上がる!は本当か

2018年10月31日

晴れ時々風福島伊達。

代表渡邉が更新です。

今日はハロウィーンですね。

世間では、バカ騒ぎとしての迷惑行為が

横行しているようですが、

さすが”ええじゃないか”の国。

楽しいひと時を分かち合えないのならば

そのうち廃れるでしょうね。

自由と無秩序を履き違える輩は

自分で自分の楽しみを奪っていることに

気付けないのでしょうか。

 

さて、今日は読書のお話。

最近、恩田陸を読んでいます。

久しぶりに小説を楽しんでいますが、

やっぱり面白いですね。

もっと時間があって、

心行くまで読めたらいいのに、

と思ってしまいます。

 

本をよく読むのに、

国語の成績がよくない、と悩む塾生がいます。

確かに言葉はよく知っているんだけど

国語のテストになると、

点数が取れない。

「本を読めば成績が上がるんじゃないの?」

これはどうしてでしょう。

先日、東北大学の川島教授が

東洋経済に記事を上げていました。

本をよく読むのに「成績が伸びない子」の急所 東洋経済

小学5年生から中学3年生を対象に、

読書習慣と成績の相関を調べたところ、

面白いことが分かりました。

①読書習慣がない層の成績はもっとも低い

②読書時間が増えれば成績は上がる

③偏差値50以上の層は1日平均10分以上読書をしている

 

ここまではある程度予想ができましたが、

次のデータはを見てください。

④1日平均2時間以上する層は成績が下がってしまう

!?

これはどういうことでしょうか。

 

川島教授によると、

考えられるのは、

読書時間が増えたことによって、

勉強時間そのものや

睡眠時間が削られるからではないか、

推測していました。

 

先にあげた塾生にも同じことが言えると思います。

読書はインプットであり、

テストはアウトプットです。

素材をたくさん集めても

料理をするのとは別です。

問題を解く行動を積み重ねなければ、

点数には昇華しづらいということです。

 

ということは、

まずは勉強時間と睡眠時間を確保し、

休憩時間などを利用して、

30分から1時間程度の読書がいいようです。

過ぎたるなお、及ばざるが如し。

ほどほどが、いいようです。

 

没頭する読書は楽しいんですけどね。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

 

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