連立方程式の続き
投稿日:2018年6月16日
寒すぎる福島伊達。
代表渡邉が更新です。
15度下回ったので、ストーブ再点火。
あったかいです。
さて、中2のクラス。
数学が苦手boysのクラス。
目標は計算ができること。
文章題は後回し。
式を立てられても、計算で間違えば、
どうしようもないですもの。
前回の代入法の続き。
もう一度みんなで、同じ問題を解く。
今度は自分で解いてもらう。
1問1問丸付けをする。
間違っていたら、
間違った部分を示して、
やり直し。
このくり返し。
意外とやり方をすんなり身につけて、
どんどんやり進められる子が出てきた。
「イッパツ!」
一発で最初から最後まで解けてるよ。
うれしそうに次の問題に向かう。
彼はどんどんひとりで先に進んでいく。
一方
「イッパツ!」という声をうらやましそうにしながら
上手く代入できない子もいる。
そんな子は、まず1行ずつ。
1行ごとに「できてるよ」「ここが違うよ」
と指摘しながら。
4問くらいやったら、
もう一度最初から4問を解く。
今度はできるだけ1人で。
たまに机間巡視して、
「いいよ」「大丈夫だよ」と声を掛けながら。
そして、
「イッパツ!」1人で正解を出すことができた。
その時の嬉しそうな顔ったらない。
勇んで次の問題に取り組み始める。
子どもは、自分でできた経験があると
自信を持つ。
その自信が、次への挑戦を生む。
だから
授業では自信をつけさせてあげたい。
ちょっとした自信が、
行動を変えるきっかけになるように。
集団授業だからできない子を変えれることもある。
1人なら
”できない”
”また間違った”
”もうやだ”
と諦めてしまう子でも、
隣の友人が「イッパツ!」なんて言われてると
”あいつ、できてんじゃん”
”え、俺もやんなきゃ”
”追いつこう”
と、いいモデルを見て、頑張ることができる。
集団授業がよく働けば、
切磋琢磨する集団になることができる。
最初の一歩は大変かもしれないが、
歩き始めれば、
自分でがんばれる。
俺はその手助け。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!